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管理オーナー様インタビュー 平田様

 ミノラスが長年に渡ってお世話になっているオーナー様のお一人、平田様。「外国籍のご入居者様とも話す機会があるから」と、50代から奥様と英会話を学ばれています。管理オーナー様インタビュー企画のスタートに当たり、インタビューをご快諾いただきました。今回は、ミノラスの社長である石川と対談、さらに、いくつかの質問にお答えいただきました。

私の物件をご利用いただくあらゆる方々にとって良いものを提供したい。
もっと言うなら、一緒に作り上げていきたい。

石川

平田様には、ミノラス不動産の創業時よりお付き合いいただいています。1947年に神奈川県溝口でお生まれになり、1966年から今日にいたるまで蒲田にお住まいです。25年間におよぶ月日の中で、平田様は常に時代の流れと共に変化するお客様のニーズを重要視されてきました。

平田様

お住いになるご入居者様やテナント様にとって、良い物件を提供することが私の仕事。不動産のオーナーとは、建物を作れば良いということではないのです。例えば、モノを売る場合、良いモノを提供できれば良いお客様がつきます。ですから、私は私の物件を利用いただくあらゆる方々にとって良いものを提供したい。もっと言うなら、一緒に作り上げていきたいと考えています。そして、良いと思ったものは何でも取り入れる。これが私たち不動産オーナーにとっての「責任を果たす」ということです。それには、柔軟な考え方と向上心を常に持っていなくてなならないと思うのです。

石川

シニア世代に入られ、「今後はお嬢様に不動産事業を承継されたい」とのご相談をいただきました。そして、この度、ご所有されている全ての物件について、運営・管理を委託いただくことになりました。

平田様

私も年を重ねてきました。そろそろ娘の世代に託す時期がきたと感じています。ミノラスさんのチカラを借りながら娘にバトンタッチするために、今のうちから賃貸経営を学んでもらい、苦労なくやってほしいという思いです。私自身が経営していた時はやはりいろんなことがありました。おかげさまで結果としてすべて上手くいっていますが、紆余曲折ありました。今後娘には、事業を承継することで余計な心配や苦労をかけたくないという気持ちです。

石川

平田様はお嬢様と一緒にミノラスが開催する不動産経営や不動産承継のためのセミナーにもご参加いただき、準備を進めてこられました。

平田様

セミナーに参加することで様々な情報や知識を得ることが出来るのでとても助かります。今後も参加していきたいですね。

父から土地を受け継いで

Q.不動産活用を始めたきっかけはなんですか?

平田様

私の父は現在も私たちが住んでいる商店街で昔から数軒の食料品マーケットを経営していました。学生の頃は学校が終わると毎日店を手伝っていました。特に鮮魚の扱いは興味深く、社会人になってからも魚を扱う仕事はずいぶんやってきました。20代半ばで父から土地を受け継いだことが不動産業を営むきっかっけにでした。

手厳しかった父は何の知識もない私に突然…

Q.不動産業を始めた頃のことを教えてください。

平田様

その頃は私はサラリーマンとして仕事をしていたので不動産についての知識はまったくありません。不動産について非常に手厳しかった父は、何の知識もない私に突然、宅建の資格を取得するよう言いました。若かった私は訳も分からず受験することになりましたが、無事合格することができました。実際にこの試験が役立ったのはずっと先になってからのことでしたが、あの時父が将来を見据えて私に宅建をとれ、と指示したことは、ありがたいと感じています。父の土地を受け継いでから様々な物件を手がけてきましたが、基本的には自主管理をしてきました。

この人は信頼できると、「私の仕事をやってみないか」と相談しました。

Q.ミノラスとの出会いについて教えてください。

平田様

およそ25年前になりますか。商店街の新年会で石川社長との出会いが始まりでした。

その頃はまだ石川社長は20代でしたがとにかく人間性が良かったです。私は人をヨイショするような人間が嫌いなのですが彼は自然体で正直。私の求める人間性とぴったり合っていましたね。この人は信頼できるという印象を持ち、さっそく私の仕事をやってみないか、と相談したところから一般仲介業をお願いするようになりました。事業を委託することは私にとって命の次に大事なものを託すわけですから、その相手選びは実に重要ですし慎重になります。丁寧で迅速な対応と、多くの情報提供などを親身になってしていただきました。

おかげ様で一度のトラブルもなく良好な経営を営んでくることができ今は安堵しています。これは社長をはじめ、ミノラスの社員の皆さんに感謝しています。

社長とは商店街のお付き合いも現在も続いています。そして、町会の役員など、一緒に組織を運営してきた間柄であり、私にとって大事な仲間ですね。

アクセル全開の私にブレーキをかけてくれるのは妻でした。
おかげで長年順調に良い方へと事業をつなげていくことができました。

Q.これまでの不動産業について教えてください。

平田様

私が本格的に不動産業を広げていったのは日本がバブル時代に向かう頃でした。結婚し、子宝にも恵まれ、忙しい中でも充実した暮らしを営むことができました。

家族に心配をかけることは許されないという私の想いから、家族を守り、子育てをしてくれる妻にはどんなことでも報告し、相談することを心掛けてきました。

不動産は、大きなお金が動きます。時代の風潮からも当時の私はイケイケドンドンで、土地を購入し、物件を建てるという仕事は実に面白かった。当然ながら、金融機関とのつきあいも深くなっていきました。運転資金のために多額の融資をうけて事業を展開していくことには大きな決断を迫られる場面もありました。常に金利を中心に経済の動向を見ていましたが、数字を見ることも私には向いていたのでしょう。大きな醍醐味を感じていました。しかし時はバブル。「この金額はいくらなんでおこれはおかしいのでは」と感じることもありましたが、時代の波にのり、突っ走っていましたね。

そんな時、アクセル全開の私にブレーキをかけてくれるのは妻でした、そこで私も一旦アクセルを離すこともできたのです。おかげで長年順調に、大きなトラブルもなく、良い方へと事業をつなげていくことができました。これは妻をはじめとする家族、そして金融機関やミノラスさんをはじめ、不動産業者さんといった様々な人々に恵まれたからだと思っています。

自分だったらどう感じるか、常に考えています。

Q.これからの不動産業について、どのようにお考えですか?

平田様

私は、入居者さんやテナントさんが自分だったらどうだろう、と常に考えています。そんな中、最近では物件のサッシを二重サッシにすることで気密性、密閉率を高めることを目指したいと考えました。そこで、ミノラスさんからアドバイスとリノベーションについての詳細な知識をもらい、より快適な物件づくりに取り組んでいます。このように、一緒になって手厚い対応をしてくれることがありがたいですし、今後も期待しています。

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