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大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
良い経営をするためには、「収益最大、経費最小」と言われます。このコラムでは、現在と今後の経費や減価償却、課税所得額を把握し、よりよい賃貸経営に繋げていただくための情報をお伝えしていきます。
今回のコラムも賃貸住宅修繕共済についてご説明していきます。
申込にあたって考えること
申し込みに際して、注意頂く点がいくつかございます。
①共済の対象となる建物について
●賃貸に供している住宅である事
●賃貸に供している店舗や併用住宅の場合、住宅全体の床面積のうち、店舗や自己住宅部分の床面積の合計が50%以下の建物
⇒賃貸住宅として貸している部分が店舗や自宅部分より大きい場合は申し込みが出来る
②共済の対象となる建物に対しては築年数の制限が有ります。
③共済に加入する期間について、
10年以上~50年以内の1年きざみで期間を設定して頂きます。
掛け金のプランを選ぶ
次に毎月の掛け金について検討して頂きたいと思います。掛け金を決定するに当たって、実際に所有する建物を修繕する費用について考えてみましょう。
ご自身の所有されている建物について、世帯数・構造・規模(階数)によって修繕費用は違います。
ゴールを決めて毎月積み立てられる事をお薦め致します。以前大規模修繕した時の金額を把握されてい
るオーナー様もいらっしゃるかと思いますが、現在は建築資材や人件費の高騰しております。また、全くどれ位費用が掛かるモノなのか見当もつかないとは思いますが、概ねの費用の目安を図にしてまとめてみました。建物の構造・間取り・規模によって違いますが、修繕費用の目安として考えてみてください。
例:木造8戸(1K)の場合
建物の絵の横に記載の築11~15年目が修繕サイクルの目安となります。棟当たり約300~400万円と言うのが全体的に修繕工事を行った場合の総額の目安です。この図の中で一番参考にして頂きたいのは1戸当たりの費用です。実際にご自身の所有されている物件の世帯数を乗じてみてください。ある程度の指標として考える事が出来ると思います。
参考になりましたでしょうか? ご自身で所有されている建物の総額のイメージが出来ましたら、実際の掛金を設定していきます。
コースとして設定されているのは、2コースございます。戸数別モデルコースと長期修繕計画コースです。戸数別モデルコースは上記の図を参考に戸当たりの設定し積み立てるケースです。もう一つは長期修繕計画コースがございます。
長期修繕計画コースについての詳しい説明は次回コラムにてお伝えしたいと思います。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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