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大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
良い経営をするためには、「収益最大、経費最小」と言われます。このコラムでは、現在と今後の経費や減価償却、課税所得額を把握し、よりよい賃貸経営に繋げていただくための情報をお伝えしていきます。
今回のコラムも賃貸住宅修繕共済についてご説明していきます。
積立てる金額とコースを決めましょう
「賃貸住宅修繕共済について④」では実際に過去の事例から具体的な修繕計画を考えてみようという長期修繕計画コースをご紹介致しました。ご自身でどちらのコースを選ぶか?考えてみてください。最終的に何年間でどれ位の金額を積み立てるか考えることが大切です。
前回実施した金額が大体いくらだったか?(例:1400万円)ここは過去の例から物価高騰・人件費高騰も考慮されて考えてみると良いかもしれませんので、前回工事した金額から20%多く見ても良いと思います。
次にどれ位貯めるか?ここで注意頂きたいのが、想定される金額以上の金額は積み立てられないという事です。
ここまで、過去のコラムでもお伝えしてきました修繕積立金制度ですが、一番の目的は実際に修繕工事が必要となった時に十分な費用をきちんと準備がされているか? という事です。トラブルや事故が起きる前にしなくてはいけないオーナーとしての務めを、トラブルや事故が起きてから果たす方もおります。その様なトラブルに見舞われたオーナーさんは皆さん同じ事を言われます。
『お金がない・経営が苦しい』と。
過去に実施した事例と今後予測されるであろう費用を事前に知り、準備しておくことが大事なのです。当社では、管理オーナー様に対しては経営レポートサービスの中に建物毎の長期修繕計画表を作成させて頂いております。
また、実際に築年数が経過されている方、改修工事をされてから時間が経過されている方、遠方で中々建物を見ることができない方等、ご希望のオーナー様には建物状況調査報告書をご提案させて頂いております。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。