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事例の紹介

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2022.10.21 駐車場経営

遊休地をコインパーキングとして活用

 土地活用の形はさまざまです。今回は、建物の解体後に、遊休地をコインパーキングとして有効活用した事例を紹介します。

駐車場として土地活用に至った経緯

 土地の有効活用を行うために、既存の2階建の建物を階数を増やして部屋数を増やし、建て直す予定でいました。しかし、建築計画を何度も見直している間に、建築費が高騰し始めたため、しばらく建築計画が保留状態となりました。すでに解体を行っており、何もしないまま土地を寝かせているのももったいない状況でした。建築するまでの間、何か別の用途に活用できないか検討していました。そこで、短期・長期ともに土地活用として有効な駐車場としての運用をご提案しました。

駐車場経営の特徴

 遊休地の活用として有効であり、少ない初期投資ですみ、土地があれば舗装・設備設置まで1か月あれば開始することができます。また、更地に戻したり、アパート経営など他の土地活用への転用や売却が比較的容易です。特に、相続発生時に相続税を払うための現金が用意できない場合、更地や駐車場は売却により換金しやすいものとなります。運営会社と契約すると、オーナー様の設備投資等の負担が少なくてすみます。
 しかし、駐車場は税制上の優遇措置がなく、固定資産税や相続税などの評価も更地と同じ扱いになります。古くなったアパート・マンションを取り壊して更地にし、遊休地のままにしておくことや、駐車場・コインパーキング運営する場合は、収入面だけでなく税金に注意する必要があります。

土地活用シミュレーション

◆遊休地のままの場合
 年間収入:0円
 年間支出:<土地>固定資産税・都市計画税 約55万円
 年間支出:△55万円

◆コインパーキングとして運用した場合(運営会社と契約して運営)
 年間収入:約240万円
 年間支出:<土地>固定資産税・都市計画税 約55万円
 年間収支:185万円

◆賃貸経営した場合(26部屋)
 建築費:約2億2,000万円
 年間収入:家賃67,000円×26部屋×12か月=約2,090万円
 年間収支:<土地>固定資産税・都市計画税 約8万円
      <建物>固定資産税・都市計画税 約230万円
      年間借入返済額 約912万円
 年間収支:940万円

約185㎡の土地にコインパーキング車室9台、月極バイク駐輪場8台、飲料自動販売機1台設置を行いました。周辺に他のコインパーキングが少なく、マンションの建築のためのコインパーキング需要が続いており、また、月極バイク駐輪場も周辺にあまりない事から、ほぼ満車稼働で推移し、安定した運用となっております。

編集後記

 いかがでしたでしょうか。

 土地活用の際に駐車場経営と賃貸経営のどちらを選択すべきか。賃貸経営は収入面では大きく駐車場を上回りますが、駐車場のように手軽に始めることはできません。どちらを選んだとしても、土地の形や立地、オーナー様の状況によっても変わってきます。

 少なくとも、何もしていない、もったいない土地に駐車場(コインパーキング)は有効です。何もしなければ固定資産税の負担がありますので、ご検討されることをオススメします。

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