【大田区不動産ニュース】賃貸仲介の動向-部屋探しのトレンド-
今年は昨年と比較すると、ご来店数やお申し込み数は昨年とあまり変わらない数値でしたが、お問い合わせ数(反響数)が伸びております。お問い合わせをいただくお客様の中には、来年の4月に「入社のため」「転勤の可能性があるため」などのお問い合わせをいただくことが多く、実際にご来店までは繋がっておりませんが、早めに物件探しをされているお客様がいらっしゃいました。
11月は提携法人様から、先月に引き続き、来年(2025年4月入社)の新入社員様の社宅のお探しに向けて動かれており、準備を進めている企業様が多くいらっしゃいました。また、急遽転勤や中途採用が発生し、急いで物件探しやご内覧にお越しいただく法人様がいらっしゃり、即入居や、12月中旬までにご入居可能なお部屋をお探しの法人様がいらっしゃいました。
また、マンスリーマンションをご希望いただく法人様も多かったです。来年度の新入社員様の集合研修を行うため、2025年4月から2か月~4か月ほどの期間でご利用をご希望いただく声が多くございました。個人のお客様では、ご実家からの独立や、通勤時間を短縮したいというお客様がいらっしゃり、急いで物件をお探しというよりも、じっくり気に入ったお部屋に住みたいという声を多くいただきました。そのため、「キレイな物件が良い」「内見をしたい(できるまで待ちたい)」という声が多く、物件やお部屋のクオリティを求められる声が多かったため、設備や広さ、築年数、立地のニーズがございました。
希望設備ランキングー11月編-
管理物件申込レポート
今回は内見済でのお申し込みが68%と、1年を通して1番内見済の率が高い数値となりました。
転勤、転職の方はどの時期にも一定数いらっしゃいますが、10月、11月は目立って多い時期ではありません。その他、通勤時間削減、独立等のお引越し理由がありました。
そのため、「未内見でも急いで決めたい」という方が少なく、結果的に、内見済の方が増えたものと
思われます。お申込み年齢は、単身で20代以下が54%、ファミリーで20代以下は50%となりました。単身用のお部屋は1年通して20代以下の方の割合が54%~65%あるため、若い方に好まれるお部屋づくりにすることで早期成約に繋がる可能性があります。今月ファミリーは、50代が19%、60代が12%おりました。ターゲットを決めてその年齢層の方に良しとされるお部屋づくりにすることが重要です。
当社は、実際のお部屋探し対応から、空室に対したリアルなご紹介時・内見時の声をお届けしています。空室対策の案に繋がるよう、お声を上げさせていただきますので、気になることがありましたら、当社担当へお気軽にご相談下さい。