【ミノラス×日本工学院】ホテル設計コンペを行いました
大田区が掲げる「国際都市おおた」。
大田区に育てて頂いたご恩返しに不動産会社として何かをしたい!そんな思いから、外国人観光客のご家族が安心して滞在できるホテルの提供を目的としてホテルの建築を計画しました。
さらに、地域交流の一環として、蒲田にキャンパスを構える日本工学院専門学校の学生に内装の設計を依頼し、コンペを行いました。
今回は、コンペの表彰式の様子をご紹介します。
コンペ概要
構造体及び水回り関係以外の簡易間仕切りは基本的に設定自由とし、ターゲット顧客である、外国人観光客(長期滞在及びファミリー層)向けの価値のある部屋造を自由な発想で設計をお願いしました。
今回は、全6チームに参加いただき、その中から3チームのアイデアを採用し、最優秀賞、アイデア賞、鷹野賞として表彰させていただきました。
表彰内容
最優秀賞
3~4階の広い間取りに採用いたしました。
日本を感じつつ、北欧スタイルの生活様式を用いるジャパンディスタイルによって、空間を巧みに活用した室内のレイアウトで、完成度の高い作品でした。
アイデア賞
ホテルの顔となるエントランスに採用いたしました。
日本らしい生活態様である「玄関で靴を脱ぐ」という習慣を斬新に取り入れた、シューズロッカーのアイデアが素晴らしい作品でした。
鷹野賞
1~2階の間取りに採用いたしました。
和モダンの象徴として格子を部屋随所にちりばめ、色彩と形で日本を表現。圧迫感なく緩やかに部屋がつながり、日本らしさあふれる作品でした。
参加賞
大正モダンを基調としたリラックススペース、滞在するファミリーが心地よく交流できるプレイルーム、兜や北斎など日本の象徴と色彩をふんだんに使用したデザインなど、いずれも甲乙つけがたい素敵な作品たちでした。
参加学生からのお声
- 大人数で夜な夜な通話を繋いで考えたのが良い経験だった。
- グループワークで活動する経験がなかったので、良い勉強となった。
- 学年をまたいでコンペに参加でき楽しめた。
- 学校の課題では、予算などの現実的な要素がない条件で作成するが、実際の仕事に則した経験が楽しかった。
- 他チームの作品が素晴らしくて刺激を受けた。
など、たくさんのお声を聴くことができました。
楽しかった、または良い経験となった、とおっしゃっていただけて、とても光栄に思います。
コンペを終えて
すべての作品が、チームで切磋琢磨して考え抜かれた素晴らしいアイデアにあふれていました。
ご協力をくださった学生の皆様、また学校関係者の皆様、この度は貴重なお時間とご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
頂いたアイデアを取り入れて、訪れるすべてのお客様に、素晴らしい日本体験をしていただけるホテルを目指してまいります。
また、今後もこのような交流を通して、地域に貢献してまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。