【大田区不動産ニュース】繁忙期(1月~3月)の仲介動向について
当社の仲介店舗(蒲田店)にご来店いただいたお客様から回答いただいたデータ・賃貸仲介スタッフが聞いたお客様の声・大田区近隣の仲介業者の声・賃貸ポータルサイトから収集した情報をもとに、リアルなお部屋探しの動向をお伝えいたします。賃貸経営をする上でのヒントとしていただければ幸いです。
2024年の繁忙期シーズンが終わりを迎えました。1年の中で最もお引越しをする方が多いのが、この1月~3月となります。今回は、昨年の動向と比較をしながら、今年の当社での動きについてお伝えしていきたいと思います。
引越し理由
お引越しの理由は、進学・転勤の方のお引越しが最も多く、今年は過半数となりました。例年通りの傾向ではありますが、特に転勤でのお引越しが比較をすると増えており、昨年は、異動辞令がコロナ禍により控えられていましたが、今年はその制限も緩和されたことにより、今度こそはと辞令が増加しました。実際、当社の法人担当も、提携法人より「今年は新入社員の獲得や、転勤辞令が増えた」との声もいただいております。また、結婚によるお引越しも多く、動きがコロナ前2019年に戻ってきた様子もありました。
繁忙期ご来店の状況
繁忙期は、12月から徐々に来店数が増え始め、1月の年明けから来店数が急増しました。2月初旬は、個人契約のお客様が部屋を決めきってきたことにより、一度落ち着きを見せましたが、2月後半から再度お問合せ・ご来店が増加しました。3月のお引越しに契約開始日を合わせる方からの問い合わせが増えたのと、法人の辞令が出始めた為です。3月に入ると、急ぎ3月中のお引越しの方の来店が増えました。今年の特徴として、繁忙期を通してご紹介できる物件数が少なかったことが挙げられます。昨年3月初旬で掲載されていた物件数に対して、約8割減少。
3月のお探しの方は、ご希望の条件に対して緩和をせざるを得ない状況でした。このタイミングで募集したお部屋は、成約率も高く、オーナー様にとっては成約に繋がりやすいチャンスが多くあったと言えると思われます。
全国での調査によると、この繁忙期で成約が増えた、あるいはほぼ同数だった仲介業者が78%と高水準でした。成約を伸ばした理由として、『インターネットを活用したお部屋探しを強化したこと』が一つとして挙げられています。
当社もオンラインでの掲載を強化、ビデオ通話での対応も積極的に実施中です。年々ご要望も増えている、賃貸仲介業界のトレンドと言えるでしょう。 条件だけでなく、映像・写真での見栄えから選ばれることも増えております。
希望設備ランキングー繁忙期編―
物件数が少なくなる中、条件緩和をされる方も増えましたが、上位3つは特に希望が強い方が多い傾向にあります。エレベーターは、スーツケースをよく使うCAの方や、お子様がいるご家族でチェック率が高く、ランクインです。次点で追い焚き・宅配ボックス・インターネット無料と続きます。
当社は、実際のお部屋探し対応から、空室に対したリアルなご紹介時・内見時の声をお届けしています。空室対策の案に繋がるよう、お声を上げさせていただきますので、気になることがありましたら、当社担当へお気軽にご相談下さい。
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