【大田区不動産ニュース】賃貸仲介の動向-部屋探しのトレンド-
昨年の実績数値とあまり変わりない数値でした。10月は生活保護受給の方、立ち退きの方が多く、賃料のお安い物件をお求めのお客様(5万円~6万円前後)が多くいらっしゃいました。
10月は提携法人様から、今年度(2025年4月入社)の新入社員様に向けての社宅のお探しに向けて、現在の賃貸市場(空室があるか、賃料や間取り、新築物件状況)のご質問をいただくことが多く、採用人数は確定していないものの、例年より早めに動こうと準備する企業様が増えております。
個人のお客様では、上記で記載した生活保護受給者や立ち退きによるお引越しをご希望のお客様に加えて、現在のお住いにご不満があり、お引越しをご希望のお客様が多く、「お部屋を広くしたい」「セキュリティを上げたい」「生活音が気になる」「駅から、会社から近くに住みたい」というお声をいただき、賃料だけでなくお部屋の満足度を求めるお客様が多くいらっしゃいました。
また、蒲田店にご来店していただいたお客様で、外国籍の方が多く(73組中16組※法人紹介含む)、各企業様の外国籍採用が提携法人様だけでなく、全体を通して増えてきているように感じます。
希望設備ランキングー9月編-
管理物件申込レポート
単身、ファミリー共に20代の方の申込が一番多いのですが、この月は50代以上の申込が増えており、50代以上の申込みの過半数が、現在お住まいの物件の建て壊しによる立退きが理由でした。また、生活受給の方の申し込みも増えております。所有されるお建物、今の時期の特徴から改めてターゲット設定をされてはいかがでしょうか。
また、法人契約でのお申し込みが全体の約20%しかなかったため、法人都合(転勤など)での引越しは落ち着きを見せております(先月は約40%)。このまま1月からの繁忙期までは落ち着くものと想定されますので、個人契約の方向けのキャンペーンを打ち出すことが効果的です(例えば、1ヶ月間の賃料無料とする「フリーレント」や「礼金0ヶ月」キャンペーン等)。
次回は、申込をいただいたお客様のお部屋を決めるポイントをまとめていきます。
当社は、実際のお部屋探し対応から、空室に対したリアルなご紹介時・内見時の声をお届けしています。空室対策の案に繋がるよう、お声を上げさせていただきますので、気になることがありましたら、当社担当へお気軽にご相談下さい。