【大田区不動産ニュース】賃貸仲介の動向-部屋探しのトレンド-
2024年12月は、昨年と比較して反響数・来店数・申込数ともに上がっている状況でした。解約数や新規募集件数が少ないのにも関わらず、反響数が増えているため、昨年よりもお部屋探しの需要が高まっている(もしくは1月~3月のお部屋探しが早まっている)と考えられます。
12月は提携法人様の、新入社員様用の社宅や、外国籍の特定技能実習生の社宅探しが本格的に動き始めてきました。特に空港関係の法人様から採用活動が活発になり、まとまった戸数(5戸~10戸)をご希望されることが多く、まだご契約までは至りませんが、早めから動き出し物件情報をご希望をいただく法人様が多くいらっしゃいました。
個人のお客様では、転職のため1月~2月中にお引越しをご希望のお客様や、就職のため1月末までにお引越しをご希望のお客様が多くいらっしゃいました。空港関係の企業様や品川駅周辺でお勤めされる方が多く、入社時期に合わせられるように、契約開始時期を合わせたいという声(賃料発生日を伸ばしたい)が多くございました。そのため、まだ退去前の物件(内覧はできなくても契約開始日を合わせられる物件)をお問い合わせいただくことが多く、ネットに掲載されているのお写真や、Googleマップで周辺環境の確認をして物件を決定されておりました。また、遠方からお引越しをされる方も多くいらっしゃいましたので、オンライン上でお部屋探し(テレビ電話でのご対応)をご希望される方には、WEB上で物件のご紹介、お部屋のお写真・動画などを見ていただき、物件を決定される方が多くいらっしゃいました。
希望設備ランキングー12月編-
管理物件申込レポート
2024年11月15日~12月15日のデータと昨年、同時期の当社管理物件のデータを比較しました。【表
1】から今年は解約数が13件少なく、募集中の物件数が26件少ないにも関わらず、成約件数が15件
増加しました。大田区内でのお部屋探しの需要が高まっていると考えられます。また、昨年は未内見での申込みが全体の30%(19件)、今年は未内見申込が46%(36件)まで増加しました。(【グラフ1】【グラフ2】)
未内見でのお申込のほとんどが、1月下旬以降での入居が出来る物件でした(1月に空く予定、若
しくは賃料発生日の交渉ができたお部屋)。お引越し理由としては、1位 転職、2位は同率で転勤、就職 でした。
1月~3月にかけては、転勤、就職の方がより増えることが予想されます。
家具家電付き等、転勤の方向けのサービスや、20代前半の方向けのお部屋づくりが重要になります。また3月末までの入居希望の方が多いため、原状回復、リフォームは、出来る限り3月末までに終わるよう、お早目の手配をお勧めいたします。
当社は、実際のお部屋探し対応から、空室に対したリアルなご紹介時・内見時の声をお届けしています。空室対策の案に繋がるよう、お声を上げさせていただきますので、気になることがありましたら、当社担当へお気軽にご相談下さい。