資料ダウンロード 専門家へ相談 LINEで問い合わせ お問い合わせ
お取引のないオーナー様はこちら
0120-958-870
(受付時間:9:30〜17:30/本社:毎週日曜定休 
店舗:毎週水曜定休)
管理契約済みのオーナー様はこちら
0120-379-072
(受付時間:9:30〜17:30/本社:毎週日曜定休 
店舗:毎週水曜定休)

【大田区不動産ニュース】9月賃貸仲介の動向

 今月は、反響数・来店数は昨年よりも減少しましたが、申込数は変わらない数値となりました。弊社管理物件の入居率が高く、募集物件が少ないこと。反響数が昨年よりも低いことや、法人様の転勤時期が昨年よりも遅いことから、来店数が減少していると考えられます。

賃貸仲介の動向
 ――法人は外国籍可のまとまった物件、個人は内見せずに決める傾向

〇法人

 9月は提携法人様から、先月に引き続き、羽田空港周辺の企業様から「外国籍の特定技能実習生・技能実習生の採用を行うため、まとまった物件を確保したい」という声を多くいただきました。新築物件のまとまったお部屋をご希望いただくことが多く、京急線や空港線だと賃料が高いことや、募集しているお部屋が少ないことから、川崎周辺までエリアを拡大してお探ししていただくことが多々ありました。

 昨年は、田町駅や品川駅周辺の大手企業様から転勤のためお部屋探しのご紹介をいただいていました。これに対して、今年は人事関係の時期が昨年よりも若干遅れていることがあり、「来月以降にお部屋探しをする可能性がある」という企業様がいらっしゃいました。時期が遅くなっている理由は企業様によって様々ですが、今年も昨年同様、人材の新卒採用・中途採用・転勤による異動などが多く発生する見込みとのことです。そのため、前ページでも記載されている通り、お仕事の関係でお引越しのニーズは今後も変わらずに高まると考えられます。

〇個人

 個人のお客様は、転職・転勤を理由とした引越しが依然として多い傾向にあります。

 しかし、今月は現住居の不満からお引越しをご希望いただくお客様が多くいらっしゃいました。特に多かった理由が、現在のお部屋が狭いこと・近隣住民とのトラブルでした。希望するお部屋の広さは、お客様のライフスタイルに伴なって変わってくると考えられます。たとえば、結婚や出産・子どもの成長などは大きく影響するでしょう。お引越し理由としては妥当だと感がられます。

 近隣トラブルの中で特に多かった理由は、同じ建物にお住まいの方同士での騒音問題でした。「(隣人が)夜中にうるさい。友人と騒いでいる」という方や、逆に「下の階にお住いの方から、うるさくしているつもりはないのに、足音がうるさいと言われる」という方もいらっしゃいました。そのため、次のお引越し先は隣のお部屋がいない物件や、鉄筋コンクリート造の物件をご希望いただくことが多かったです。

 こういったご入居者様同士のトラブルを未然に防ぐためにも、入居審査の際に年収やご勤務先だけでなく、今後は人柄やコミュニケーション能力なども審査していただく必要が出てくると考えられます。ミノラス不動産では、本人確認のお電話の際にこれらを確認させていただいておりますが、管理会社によっては、審査内容を確認していただくことも必要だと考えられます。

人気設備ランキング

管理物件申込みレポート
 2025年8月15日~9月14日のデータ

申込者の傾向分析 繁忙期と閑散期の傾向について

申込者の引っ越し理由・時期による成約の違い

 お部屋探しをされる方の引っ越し理由はさまざまです。その中でも、大田区・品川区では、働き盛りの20代~30代の単身者による部屋探しが多いことが特徴です。

 下の図1は、1年間の引っ越し理由をまとめたものです。転勤・就職・転職が不動のトップ3で、その後に「独立」「通勤時間の短縮」「結婚・同棲」が続きます。このことから、全体の約5割が「仕事」を理由に引っ越しをしていることが分かります。そのため、企業の転勤や採用状況による影響が特に大きいと言えます。

  実際に、繁忙期(1月~4月)の成約件数は291件、閑散期(5月~8月)は216件で、2割以上の差がありました(上の図2参照)。この1年間で最も成約が少なかったのは6月であり、繁忙期と閑散期の差がはっきり見て取れます。

 ただし、閑散期といっても大幅に契約数が減るわけではなく、一定数の入居希望者はいらっしゃいます。ですから、「今は閑散期だから…」と諦める必要はありません。部屋を探している方の条件に合った募集を行えば、十分に申込が見込めるのです。

成約賃料の上昇傾向・事前の計画づくり

 図3の表は、全国賃貸住宅新聞がアンケートにより収集した、成約賃料の動向について、単身向け・ファミリー向けのお部屋の賃料が変動したかの調査の結果です。

 単身・ファミリー共に、「大幅に増加」「増加」を合わせた数値は、全体の4割程度を占めています。コロナ禍に家賃を下げていた物件が、入れ替わりに伴い、今回は家賃を上げることができたということもあると予想されますが、賃料が値上げの傾向にあるのは明らかです。入れ替え時が賃料の見直しの機会になっていることがよく分かります。

 現状のままの賃料で良いのか、値上げできる力があるのか、満室時から考えておくことをおすすめします。


▶お問い合わせはこちらから
▶マモローヤメンバー募集中!不動産経営の最新情報をお届けします。嬉しい限定特典も!詳細はこちら

マモローヤメンバー募集中!!特典あり マモローヤメンバー募集中!!特典あり
YouTube 情報誌Minotta無料購読 専門家へ相談① 専門家へ相談②