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【大田区不動産ニュース】10月賃貸仲介の動向

 今月は、昨年と比較して反響数が少ないことから、来店数・申込数ともに減少しました。原因としては、昨年よりも高い入居率が保たれており、募集されている物件自体が昨年よりも少なかったことが影響していると考えられます。3項目の中で、申込数については昨年対比で大きく減少はしていませんでした。このことから、お部屋探しのニーズは低くはないと言えます。引っ越しを希望するお客様にはスピードが重視されている状況と言えます。

賃貸仲介の動向
 ――春に向け動き出す法人も。個人は成約までの速度が要か。

〇法人

 10月は提携法人様から、来年の新入社員様の採用に関して多数ご相談いただきました。お話を伺っていると、いずれの企業様も新卒採用を増やす傾向にあるようです。しかし同時に、新卒採用で人数が確保できない場合を想定し、中途採用や外国籍の方の採用にも力を入れている企業様が多くなっている印象を受けました。

 今年の春の繁忙期も募集件数自体が少なく、お部屋探しに非常に苦労された企業様も少なくありませんでした。このことを踏まえて、企業様の動き出しが早くなっていると予想されます。昨年よりも早い時期から、「物件の資料を見て、イメージをつかみたい」という企業様が多くいらっしゃいました。

 今月の法人様の動向からも、来年の繁忙期にもお部屋探しのニーズが高いことが考えられます。解約が出てから募集を出すまでのスピードや、ネットや募集図面に掲載する写真、賃料設定などがオーナー様にとって重要な役割になると言えるでしょう。

〇個人

 個人のお客様については、転職・転勤を理由とした引越しが引き続き多数を占めています。しかし、これまでに記載した通り、募集件数自体が少ない状況が続いています。この影響により、お問い合わせをいただいても既に募集が終了しているケースや、来店予約からご来店までの間にお申込みが入ってしまい、ご紹介できなくなってしまうことも多々ありました。

 こういったことから、引っ越しを希望するお客様はスピードを意識してお部屋探しをしています。本コラムでもしばしば紹介しているように、昨年から継続して内見をしないままご成約に至るケースが増加傾向にあります。オンライン仲介の普及によって、遠方にお住いの方や直近のご来店が難しい方からも、内見をしないままご成約いただくことも増えました。内見をしなくともご成約をいただくには、ポータルサイト等のネットに掲載する情報の整備が重要であると言えます。募集を出す際には、募集条件や掲載写真をよく確認することをおすすめします。

 ミノラス不動産では、オンライン仲介を行っています。WEB画面上で物件を紹介、テレビ電話を利用しての内見、退去前でまだ内見ができないお部屋も入居前の写真を共有、お部屋の動画撮影等を行っています。お部屋探しをお急ぎのお客様や、ご来店が難しいお客様にもこういった様々な方法でお部屋のイメージをお伝えしています。

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管理物件申込みレポート
 2025年9月15日~10月14日のデータ

申込者の傾向分析 礼金1ヶ月は”当たり前”?

◆データで見る「礼金0ヶ月」の拡大とその背景

 お部屋探しをされる方が申し込みの決め手とする要素は何でしょうか?お客様によって異なりますが、間取りや設備、立地、賃料、初期費用が相互に作用して決め手となっています。今回はその中から、初期費用についてお伝えします。
 かつて、「礼金2ヶ月」の設定でも申し込みが入る時代がありました。しかし、現在はそもそも礼金を2ヶ月に設定しているお部屋は少なくなっています。
 賃貸募集ポータルサイト大手の「SUUMO」の調べによると、2025年9月に掲載された大田区の募集約7.5万件のうち、40.87%が礼金0ヶ月でした。品川区も同様で、掲載約7.7万件のうち47.45%が礼金0ヶ月となっています。
 近年は「礼金1ヶ月が標準」とすら言えなくなってきています。ミノラス不動産管理物件の9月成約数における礼金の割合(図1)を見ても、礼金0ヶ月での成約が全体の4分の1を占める結果となりました。

図1「ミノラス不動産管理物件の9月成約数における礼金傾向」
◆礼金0か月が増えている2つの理由

 1つ目の理由は、初期費用を減らしたいというニーズの高まりです。礼金は、賃貸を借りる際に大家さんへ「お部屋を貸してくれてありがとう」と支払われるものです。しかし、近年はその認識が薄れつつあり、「無駄な費用」と考える人が増えているのが実情です。さらに、引っ越し費用の高騰や、生活必需品となったインターネット導入費用などの出費増加も影響しています。こうした背景から、初期費用をできるだけ抑えたいという希望が強まり、礼金0ヶ月の物件が増加しているのです。

 2つ目の理由は、賃料を高いまま維持するために礼金を意図的に0ヶ月とするケースで、投資用物件でよく見られます。礼金を下げ、場合によってはさらにAD(広告料)を付けることで、相場よりも高い賃料で成約を狙う手法です。これは、利回りを上げて売却価格を高めたいというオーナー様の意向が反映された結果といえます。しかしながら、この方法は空室期間が長期化し、最終的に賃料を下げざるをえなくなるリスクもあります。結果的に、トータルで損をする可能性があることを、十分に理解しておく必要があると言えます。

 今すぐに礼金を下げないといけないという状況ではありません。しかし、礼金1ヶ月が当たり前ではなくなってきていることを踏まえ、市場の動向を見ながら条件設定をしていくことが大切です。


 ミノラス不動産では、初期費用に関わる独自の取り組みとして、募集時に「チョイスプラン」を導入しています。図2にあるように、賃料と礼金の組み合わせを変えた複数のプランで募集をする方法です。
 礼金0ヶ月にする代わりに賃料をプラスして募集をし、申し込みの際、入居希望者様がプランを選択できるようにしています。これにより、「毎月の賃料を安くしたい方」「初期費用を抑えたい方」どちらのニーズにも対応でき、ポータルサイトなどでもより多くの方に見つけてもらいやすくなります。結果として申込率の向上・空室期間の短縮につながっており、弊社の高い入居率を支える要因のひとつとなっています。

 礼金設定や初期費用の見直しも、賃貸経営の方向性を左右する重要な要素です。もし、現状の募集条
件のままで良いのかお悩みの場合は、ぜひ一度、ミノラス不動産までご相談ください。市場動向や物件特性を踏まえたうえで、最適な募集プランをご提案いたします。

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