【大田区不動産ニュース】大田区 9月のお部屋探しのお客様動向
※上記来店数・成約数には提携法人様分も含みます。シェアハウス・マンスリーマンションのお客様は含みません。
8月後半から9月つにかけては半期の転勤シーズンとなり、転勤や就職といったお引越し理由の方が増えてきました。こうした勤務先の配属時期が決まっている方は、必ず引越しを行う、かつ時期が決まっているため、即決される傾向にあります。しっかりと適正家賃・初期費用で募集をしていれば決まりやすい時期と言えるでしょう。まずは、現状のネット掲載状況(SUUMO、レインズ、アットホーム、ホームズ等に正確な情報と綺麗なお写真が掲載されているか等)、お問合せ数、内見数のご確認を頂くとよろしいかと思います。
10月は転勤シーズンの終わりの時期です。12月初旬まではお引越しされる方が減っていく状態になります。8月下旬~9月の「第二繁忙期」に成約しなかったお部屋は、1月からの繁忙期でも決まらない可能性がございます。必要に応じて、①礼金減額②家賃免除期間を設ける「フリーレント」の導入③賃料改定④設備投資などの対策をご検討いただければと思います。またその他、共用部分、専有部分の清掃、空室物件の換気(においが気になることがあります)等の必要性もご確認ください。(管理物件に関しては当社担当スタッフが確認し、ご提案いたします。)
最後に、「この設備がなければ入居が決まらないランキング」に、「洗浄機能付き便座」「備え付け照明」「ガスコンロ」がランクインしております。実際に店舗にご来店される方の声としても、「コンロ設置済」若しくは「システムキッチン」は「必須」というお部屋探しのお客様は多くいらっしゃいますので、ぜひご参考にしてください。
9月大田区の人口推移
大田区が毎月発表している人口の推移です。外国人の増加傾向は変わらず、日本人が減少しており、8月と同じ傾向です。外国人が増加したことにより、総数も先月を上回っています。
お申し込みの理由
8月前半は引っ越しオフシーズンで少なかった申し込みが、後半になり、法人の半期の異動・転職・就職といった動きが影響し、件数が増えていました。更新理由による引っ越しが次点で位置しています。
更新せずにお引越しをする理由としては、コロナ禍では比較的部屋の環境(設備・広さ)理由のお引越しが多かったが、今は通勤時間の短縮といった理由も増えてきています。
賃貸仲介業界では、コロナ禍前に戻ってきていると言えると思われます。
ただし、家賃回復をしているかというとそうではなく、礼金0や敷金0にて成約をすることも多いのが現状です。
大田区のSUUMO物件掲載数と敷金・礼金0の物件数
8月は増加傾向だった掲載数も、大田区、そして城南エリア全体でも減少傾向でした。8月後半から、法人の動きがでてきたことも理由の一つかと思われます。大田区は変わらず礼金減少傾向です。
また先月に引き続き礼金敷金0割合は前年比では減少していますが、前月対比でみると増加しています。礼金0の条件変更がやや優先されている様子です。礼金0物件が半数以上を占めていると考えると驚異的です。当社では、1つの部屋に対して礼金や賃料を変更した条件で複数プランの掲載により問い合わせの窓口を広げる対策をしています、礼金0のプランを追加で入れるなどの対策は必須と考えられます。
条件変更等について、お気軽にご相談ください。
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