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知らないと損をする?!!「生前贈与」のルールの改正
2021年11月11日に週刊現代に掲載の《知らない人は「地獄」をみる・・・これから1年後に「生前贈与」のルールがこれだけ変わる》によって、「生前贈与」のルールが改正される可能性が高いことが予測されていました。
岸田政権が発足し、『成長と分配』というスローガンが掲げられてから、税理士界隈では2022年に待ち受けている税制改正で生前贈与の制度が激変し、これまで許されてきたさまざまな節税対策が潰されてゆくのだと危惧されているとのこと。
今年度も残り2ヵ月となりましたが、税制改正に先手を打つためには『駆け込み贈与』で節税対策をしなければならないため、年末までの2ヵ月以内に対策を始めないといけないと考えられています。
早めに対策!生前贈与の「基本中の基本」である暦年贈与
ここで、まず一刻も早く対策をするべきだと言われているのが、「暦年贈与」についてです。
暦年贈与とは、110万円の基礎控除を利用した相続税対策のことです。原則として、人から人に財産が移動するとそこに税が課されるのですが、贈与の場合には毎年110万円までは増税が課されない仕組みになっています。
つまり1人につき1年間に110万円までの贈与なら、贈与税がかからず、長期間にわたって計画的に行えば、かなりの節税効果が期待できるものですが、これがまもなく廃止に追い込まれる可能性が高いと述べられています。
ただし、早めに着手すればするほど、改正前に済ませた暦年贈与までさかのぼって課税されるわけではないので、制度改正の影響を抑えることができるため、得をするということになります。
いかがでしたでしょうか。今回は週刊現代の記事を取り上げてお話をさせていただきました。週刊現代では、後編の《知らないと損する「生前贈与」・・・ルール改正で「大後悔」しないために、今すぐやるべきこと」》もあります。ぜひご参考にしてみてください。
この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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