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オーナー様ができる賃貸物件の防犯対策
万が一の時のために必要だとわかっていても、具体的に何をすればいいのか分かりにくいのが、賃貸物件の防犯対策です。今回の記事では、オーナー様が実施できる防犯対策をご紹介致します。
対策1.共用部を綺麗な状態に保つ
「割れ窓理論」をご存知でしょうか?これは米国の犯罪学者ジョージ・ケリングが提唱した理論です。窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、凶悪な犯罪が多発するようになります。つまり、共用部にゴミが落ちていたり、草が伸び放題の状態である共用部であれば狙われやすい物件になります。侵入者がそのような物件を選び、狙われる傾向があります。
共用部の清掃や草刈りなどを行い、美観を保つことが大事です。それ以外、クリスマスなどのイベントの時期に飾り付けをしたりすることも効果的です。人の視線を集めるため、自然と防犯対策になります。
対策2.1ドア2ロックを設置する
防犯対策として、各住戸の玄関からの侵入防止策を行うのは有効です。エントランスにオートロックがあると安心感があると思いますが、費用がかなり掛かる上、配送業者など不特定多数の人の出入りがあるので、侵入を防ぐのは難しいです。その代わり、1つのドアにつき二つのロックを設置することは侵入防止対策として有効です。
対策3. 住人同士や管理会社との細めなコミュ二ケーションを取る
オーナー様と入居者様、入居者様と管理会社の間で細めなコミュニケーションを行うと、入居者様にとって何か気になることが起こったときにすぐに連絡をもらうことができ、未然防止に繋がります。
編集後記
いかがでしたでしょうか。
- 物件の共用部を綺麗に清掃すること 2. 1ドア2ロックの設置 3. オ ーナー様と入居者様と管理会社の間のコミュニケーションを細めに取るという3つの対策を実行できれば、狙われやすい物件から外れますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
▶※この記事は(株)全国賃貸住宅新聞社発行の「オーナー専科11月号」の記事を一部編集、転載しています。
この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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