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お部屋のイメージをUP!ホームステージングとは
ホームステージングとは
ホームステージングとは、空室に合わせた家具や小物類を入れて、”演出”することを言います。
「モデルルーム」という言葉を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。やることは似ていますが、モデルルームとホームステージングでは取り扱う物件が違います。モデルルームは新築物件、ホームステージングは中古物件に対して行います。1970年代頃に中古物件の売買が多いアメリカで提唱され、ヨーロッパに広がり、近年では日本でも取り入れられるようになりました。
そして、賃貸物件でも「家具や小物があることで、住んでいるイメージができる」と空室対策のひとつとして取り入れられることが多くなったのです。
ホームステージングの導入方法
ホームステージングをする方法はいくつかあります。また、どの方法であっても、ポイントとなるのは「まず初めにターゲットとテーマを決めること」です。そのポイントを意識してホームステージングを導入してみましょう。
1.家具や小物を自分で購入する
自由に家具や小物を購入してホームステージングを行う方法です。この場合、新しい家具だけに限らず、リサイクルショップなどで家具を見てもいいかもしれません。また、手軽な小物があるだけでも印象は変わるので、100円均一ショップ等のグッズもオススメです。
2.インテリアコーディネーターや業者に依頼する
「どんな家具や小物を買っていいか分からない」「もっとオシャレに見せたい」という方は、その道のプロを頼る方法もあります。大きな家具屋さんであれば、コーディネートをサポートしてくれるサービスもあります。
3.VRで広告用の写真を用意する
空室の広告に使用する写真を専門で撮影している会社があり、実際に家具や小物を買わなくてもVR(Virtual Reality)で仮想で家具を配置してくれるサービスがあります。費用は上記の2つより抑えられますが、実際に内見に行くと家具や小物がないので、上記2つよりは住むイメージは沸きにくいかもしれません。
こんな物件にオススメです
・間取りが変則的で、生活イメージがしにくい物件
・デザイナーズ物件
・類似物件が多く差別化が難しい築浅物件
・案内は入るが成約に至らない物件
事例
【物件情報】
・2017年築 デザイナーズ物件
・場所:東京都大田区東六郷 雑色駅徒歩7分
・木造 3階建て メゾネットタイプ 2LDK 52.17㎡
築年数も浅く、メゾネットタイプのもともとオシャレな物件です。しかし、間取りとしては比較的住むイメージがしにくいかもしれません。そこで、自分たちでのコーディネートに加えてIKEAのコーディネーターの方にもお部屋を作っていただきました。以下の写真が実際にホームステージングを行ったものです。
結果、お部屋を内見された方が、「そのままの状態で住んでみたい」ということで家具も購入していただき、お部屋も成約に至りました。また、実際の相場よりも5,000円ほど賃料を上げることができました。
▶別物件でのホームステージング事例はコチラ
「【事例】家具や小物を配置して印象UP♪」
「生活イメージが沸かない」「家具の配置の仕方がわからない」という声に対してできる空室対策、ホームステージング。いかがでしたでしょうか。
雑誌で見るようなお部屋に住んでみたいという憧れをもっていても、なかなか難しいもの。空室対策の一環としてホームステージングを導入して、早期成約と入居者満足につなげてみませんか?
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