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2021.01.10

1年間のリーシング計画を考える

 新年度となり、昨年の振り返りから1年間のリーシング計画を考えるための情報をお届けしたいと思います。各室の家賃の把握、1年間の入れ替わりがどのようなものであったか、傾向を分析し、弱気にもなりすぎない賃料設定と、空室対策における投資額の準備を行い、無理のない計画を立てることができます。

 上の表は、2019年度の物件Aの家賃一覧です。分析するために、間取り、広さ(㎡)、賃料、管理費、礼金、契約始期、更新時期を表記しています。また、個人契約が多いか・法人契約が多いか、男性が多いか・女性が多いかも対策を打つために非常に重要なポイントとなります。こうして、建物全体の家賃を見ることで、バランスを見ることができます。「今年は〇〇号室が更新を迎えるから、もしかしたら退去するかもしれない。その部屋が空いたら、家賃が下がるな」など事前に準備をすることができます。この物件はすべて1Kで㎡数も同じなため、家賃の水準が比較しやすいです。家賃の高い安いは成約時期や、礼金の有無を見るとある程度判断ができます。

 上の表は、〇〇プラザの2018年度の解約一覧です。この情報からもリーシング計画を立てることができます。2018年度は6部屋の入れ替わりがありました。605号室が長期空室となっておりましたが、前のご入居者様の入居が長く、内装工事をしている間に、9月の法人需要に間に合わなかったことが要因をして考えられます。解約前に事前に計画を立てておくことで、改善につながります。また、この物件では全体的に男性が多く、利便性が良いため法人利用も多くあります。内装を変更する際は男性向きな仕様にすることでが効果的と考えられます。

 上記のように、リーシング計画を立てることで、収入面とその収入を維持または向上させるための投資額を予め予測することができます。今年はどうなるかな?と行き当たりばったりではなく、今年はこうしよう!と賃貸経営を考えていただくきっかけになれば幸いです。

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