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ホームステージングのテクニック術
こんにちは!
今回は賃貸不動産オーナー向け経営情報誌「家主と地主」から、入居者ターゲットを考え、お部屋づくりを行った例をご紹介いたします。
そもそも「ホームステージング」とは、モデルルームのようにお部屋を演出することです。お部屋に家具を置いたり、装飾をつけたりすることで、お部屋の印象をぐっと高めてくれます。他の物件と差別化をはかり、入居希望者に「ここに住みたい!」と思わせることが出来ます。
お部屋のリフォームやリノベーションを考えているオーナー様は、おそらく「万人受けするようなお部屋にしなければ」、「女性でも男性でも気に入ってもらえるように変えよう」と思っているのではないでしょうか。
実は、すべての人をターゲットにしたお部屋はなかなか決まりにくいのです。”一人の入居者を想定する”ということがホームステージングでは重要なポイントです。
「家主と地主」では、”バイクを趣味とする人”を想定してお部屋作りが行われた事例が挙げられています。もともとこの物件には、大型バイクも駐車できるようなスペースもあり、ガレージとして利用するにも十分な広さがありました。また、居室ともつながっていたので、大切なバイクを近くに置きたいという方にうってつけのお部屋ですよね。
このようなホームステージングを行う際には、ペルソナを設定することが大切です。ペルソナとは、「理想とする顧客像を一人の人物」として設定することを言い、年齢・年収・性別・職業・家族構成・住居・ライフスタイル・価値観・趣味嗜好などを一人の人物像として設するものです。このような条件から少しずつ、人物像を決めていき、その人物が好みそうなインテリアなどを決めていきます。内覧した方が、そこに住まうことを想像できるように考えるのもポイントです。
その結果、今回紹介した事例の物件は近隣相場の1.6倍の価格で成約となりました。特定の誰かを想定して、お部屋作りを行うことで、確実に入居希望者をキャッチできる可能性が非常に高くなります。
これからリフォーム、リノベーションなどをお考えのオーナー様は、ぜひ参考にしてみてください!
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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