トピックス
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ための
最新情報をお届け
2022年に希望が増えた設備
全国賃貸住宅新聞では「入居者に人気の設備」をテーマに調査を実施し、毎年「この設備があれば周辺相場よりも家賃が高くても入居が決まるTOP10」と「この設備がなければ入居が決まらないTOP10」の2つのランキングを発表しています。
2022年のランキングが10月17日に発表されました。今年は、全国の不動産会社355社のアンケート調査から、441件の回答を基に集計されています。今回は、2022年にお部屋探しの希望条件として大幅に増えた設備についてご紹介します。
2022年に入ってから希望が大幅に増えた設備
「22年に入ってから部屋探し顧客の希望が大幅に増えた設備(複数回答)」について、441件の回答がありました。回答の結果はグラフ1の通りです。トップ3について、その需要の背景を考えてみましょう。
1位:インターネット無料
コロナの流行によりおうち時間が増え、需要が高まっている設備といえるでしょう。リモートワークやオンラインの授業が導入されただけでなく、ゲームやSNS、動画視聴、ネットショッピング等を利用するために、希望する方が増加傾向にあると考えられます。
2位:高速インターネット
ここでいう「高速」とは1Gbps以上のものを指します。1位で記した背景の中で、さらに「快適にインターネットを使用したい」という方が回線速度や安定性を求めて希望していると言えるでしょう。また、ゲームでラグ(遅延)が生じにくかったり、高画質の動画でもスムーズに見れたりという利点もあります。
3位:宅配ボックス
宅配ボックスの需要もコロナによる影響が大きいでしょう。先に記した通り、おうち時間の増加により、ネットショッピングの利用者が大幅に増えました。宅配ボックスがあることで、対面での受け取りを避けることができます。また、コロナに関係なく、単身世帯にとっては不在中にも荷物を受け取ることができるため、需要が高い設備の1つでもあります。
▶関連記事はコチラ「コロナ禍でニーズ増!インターネット無料」
「人気設備ランキングで上位!宅配ボックス」
例年との比較
▶関連記事はコチラ「速報!2021年人気設備ランキング」「2020年人気設備ランキング」
2020年・2021年の人気設備ランキングを見てみると、「インターネット無料」「宅配ボックス」については単身世帯にもファミリー世帯にも、ここ数年需要が高まり続けていることが分かります。
2019年12月から続くコロナの流行が、賃貸物件での需要にも大きく影響してきているとも言えるでしょう。また、年々、社会の情報化が著しく発展していることも背景にはあると考えられます。老若男女問わず、インターネットを使わない日はないでしょう。今後も、社会の情報化はますます進んでいくことが予想されます。インターネット利用やネットショッピングの需要などには目を光らせて、対応できる賃貸物件がより望まれるようになるでしょう。
編集後記
いかがでしたでしょうか。
今回のトピックスでは「22年に入ってから部屋探し顧客の希望が大幅に増えた設備」についてご紹介しました。
「この設備があれば周辺相場よりも家賃が高くても入居が決まるTOP10」「この設備がなければ入居が決まらないTOP10」についても、今後ご紹介する予定です。より深く今年の賃貸市場が分かるランキングになっており、昨年までとの比較もしやすいかと思います。
ぜひ、今後のマモローヤの更新もご覧ください♪
この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。