長期修繕計画
~賃貸物件にも大規模修繕計画を~
長期修繕計画とは
長期修繕計画とは、建物の寿命を延ばし、快適な居住環境を確保して資産価値を維持するため、将来を見据えて建物を定期的に修繕する計画のことです。
長期修繕計画の作成は、国土交通省「マンション標準管理規約」において、分譲マンションについては作成が義務付けられており、民間賃貸住宅についても計画修繕が勧められています。しかしながら、賃貸物件の場合、修繕計画を作成しているオーナー様はまだ2割程度というのが現状です。
修繕計画を立てる具体的な目的は以下のようなものが挙げられます。
- 将来見込まれる修繕工事の内容、実施予定時期、概算の費用等を明確にする。
- 修繕工事の実施に必要な資金とその根拠を明確にし、計画的に資金準備をしておく。
- 長期的に修繕工事の計画をしておくことで、計画修繕工事の円滑な実施を図る。
「負のサイクル」に陥らないために
右図のような状況を「マンションのスラム化現象」といいます。分譲マンションでも修繕積立金が貯まらず、修繕も、取り壊しもできなずに空き家となり、社会問題となっています。そんな状態の物件では相続人の方も「引き継ぎたい」とは思えません。
この負のサイクルに陥らないために、サイクルの入口である「出費を嫌う」を避け、長い目で見て必要な経費だと考えましょう。
ミノラスの「長期修繕計画」
ミノラスでは、「オーナー様の大切な資産を 守る・増やす・つなぐ」ということを1つの理念としています。10年後、20年後にも価値のある賃貸物件として保っていただくためにも、長期修繕計画の作成をオススメしています。
ミノラスの長期修繕計画では、計画作成の前に物件の調査・診断を行います。建物の施工・環境・使用状況等によって、修繕の周期は変動します。調査することによって、必要な修繕は何か・それらを行うのはいつが適切なのかを判断することができます。
調査結果をもとに、日本賃貸住宅管理協会の長期修繕計画作成マニュアルに基づいた計算式により、建物外装の修繕、内装費用や年間の建物メンテナンスに関わるコストを試算します。その上で、総合的に長期修繕計画を立案します。
このような方へおすすめです
- 修繕計画に興味はあるが、よくわからない方
- 良い資産を引き継ぎたいとお考えの方
- 築10年以上で、これから修繕を迎えられる方
- 長期にわたり建築性能や入居率を維持したいとお考えの方
どんなメリットがあるの?
- 毎年の積立金が把握できる
- 計画的に修繕することで、トラブルを未然に防止できる
- 入居者満足につながる日常メンテナンスを実施でき、退室対策になる
- 万が一売却となった場合も、適正金額で取引できる
ミノラスでは、外壁の診断も承っています。詳しくは下のバナーよりPDFチラシをご覧ください。