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(最終更新日:2025年11月12日)

Minottaの2024年12月号でもご紹介した、全国賃貸住宅新聞から発表されている「入居者に人気の設備ランキング」に初登場したペット用設備にスポットを当ててお伝えします。
▶関連記事「入居者に人気の設備ランキング2024」
1.「付加価値アップできる設備」に初登場
「入居者に人気の設備ランキング」は、毎年10月頃に全国賃貸住宅新聞から発表されています。2024年は、全国の不動産会社520社がアンケートに回答しました。その中で、「付加価値アップできる設備ランキング」の単身者向け部門で第6位・ファミリー向け部門で第7位にペット用設備がランクインしました。

2.ペット用設備・ペット飼育可能物件の需要
近年では、2020年頃のコロナ禍に癒しを求めてペットを飼育し始める人が急増しました。少子化が進む中で、ペットを家族として迎える家庭も少なくありません。2024年には、日本国内で飼育されている犬猫の総数は、15歳未満の子供の総数を上回っている状況にあります。
ペットに関する需要が高まっているにも関わらず、ペットの飼育や相談が可能な物件は依然として少ない状況にあります。ペットの飼育を前提とした物件の設備を導入しておくと、こうした需要に応えることができます。では、どのようなペット用設備を導入するとよいのでしょうか。
3.「ペット用設備」とは?
ペットの飼育を想定したお部屋作りでは、「物件の美観維持」の側面と「飼い主であるご入居者様が生活しやすい」側面を考えると良いでしょう。それぞれについて、共用部と専有部に分けてご紹介します。
物件の美観維持を考えたペット用設備
- 共用部:ペット用の足洗い場
- 専有部:傷や汚れ、臭いが付きにくい床材や壁紙
ご入居者様の生活を助けるペット用設備
- 共用部:ドッグバス(犬を洗えるシンク)
- 共用部:ドッグラン
- 専有部:ペット専用扉
- 専有部:キャットウォークや猫用階段
- 専有部:リードフック(玄関前など)
「ペット専用」の設備には該当しませんが、ほかにもハンズフリーのオートロック・防犯カメラ・24時間利用可能なゴミ捨て場なども、ペットを飼育している方には喜ばれるでしょう。飼育をOKとする動物の種類を犬だけ・猫だけと限定して考えると、導入する設備も選びやすくなります。
4.ミノラス不動産のペット共生型賃貸物件「Seed SAVE Petirasu」のご紹介
ミノラス不動産では、次世代資産形成投資物件として「MINORASU Seed」として5つのシリーズを展開しています。
5つシリーズの中でも「Seed SAVE」は、木造ゆえに建築費が安く、減価償却期間の短さによる節税効果の高いため、賃貸経営のキャッシュフローを最大化できる特徴があります。
「ペット共生型賃貸物件Seed SAVE Petirasu(ペティラス)」は、テナントリテンションが重要視される賃貸経営において、「ペットとずっと暮らしたい家」を提供することで長期的な安定経営を可能としています。今回ご紹介したペット用設備も複数導入しており、高稼働を維持しています。下記リンクより、ぜひ一度ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。「ペット飼育可能物件」にすることは「単身者向け」や「ファミリー向け」と同様、ターゲットを設定していくことになります。最近はどのようなペット用設備に需要が集まっているのか。最新の商品にはどのようなものがあるのか。近隣にペット飼育可能物件はあるのか。どういった設備を導入しているのか。こういった情報の収集と分析が重要となります。
今回、賃貸物件の付加価値として新たにランクインした「ペット用設備」。今後もペット需要に注目です。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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