資料ダウンロード 専門家へ相談 LINEで問い合わせ お問い合わせ
お取引のないオーナー様はこちら
0120-958-870
(受付時間:9:30〜17:30/毎週水曜定休)
管理契約済みのオーナー様はこちら
0120-379-072
(受付時間:9:30〜17:30/毎週水曜定休)

お役立ち情報

大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介

2022.01.07

コロナ禍でニーズ増!インターネット無料

▶関連記事はコチラ「速報!2021年人気設備ランキング
人気設備ランキングで上位!宅配ボックス

 アパート経営やマンション経営の空室対策として、「入居者無料インターネットを導入したい!」と考えているオーナー様は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 1984年に日本でインターネットが使われるようになって以降、近年は「インターネット社会」「情報化社会」と呼ばれるほど普及してきました。最近では、自宅にインターネット回線が入っていることは当たり前になってきました。また、2020年からコロナが流行し、テレワークオンライン授業などが増えたこと、おうち時間を過ごす上で動画配信サービスオンラインゲームが人気になったことで、インターネット需要はますます高まっています。

単身・ファミリー共に「インターネット無料」は人気設備!

参照:全国賃貸住宅新聞2021年入居者に人気の設備ランキング
参照:左記と同様

 上記は全国賃貸住宅新聞が2021年に発表した、「入居者に人気の設備ランキング」です。ご覧の通り、単身もファミリーもインターネット無料が首位となっています。昨年だけでなく、3年連続で1位になっていることからも需要の高さがうかがえます。人気設備である「インターネット無料」を導入することで、ご入居を希望される方が増え、空室リスクを抑えてアパート経営をすることが可能になります。

家賃を上げることができる可能性が高まる!

 インターネット無料の設備をつけることで、家賃をアップすることも可能です。個人で契約するインターネットの場合は月額4,000円前後と言われています。割安だと感じられる1,000~3,000円の範囲内で家賃を上げるのが妥当です。インターネットの開通は初期費用が高くなってしまうこともあります。また、インターネット開通時に工事が必要な場合、時間がかかってしまったり、立ち合いが必要になることもあるので、「少し家賃が高くなってもいいからインターネット無料の物件に住みたい」と思われるご入居者様も多くいます。

近隣物件・競合物件との差別化が可能!

 似たような家賃・間取りなど、近隣に似たような物件があると、入居希望者さんが分散してしまうため、空室リスクが高まってしまうものです。しかし、「インターネット無料」という独自の強みを物件に持たせることで、競合物件との差別化を図ることができます。家賃が競合物件より若干高いとしても、「インターネットが完全無料で使える」ということで選ばれることもあります。最近では、インターネットからお部屋を先に探されある程度目星をつけてご来店されるお客様も増えています。

 右の図はSUUMOで賃貸を探すときの条件入力ページです。こだわり条件の欄に「インターネット無料」にチェックを入れて検索すると、該当物件のみが表示されます。他の設備についても同じことが言えますが、チェックが入れられる項目が多いほど、物件で検索をかけた時にヒットする可能性が非常に高まります。

インターネット回線の種類

 インターネットの回線は「無線方式」「有線方式」の2種類あります。それぞれについて特徴とメリット・デメリットをお伝えします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: インターネット無料①.jpg

有線方式

 建物に持ち込んだケーブルから各部屋に優先LANケーブルを配線し、LANケーブルもしくはWI-Fiの機会を設置してインターネット接続をする方式

メリット通信速度が速く、安定性が高い
→さくさくインターネットを閲覧したいとご入居者様にとっては、非常に嬉しいポイント

デメリット
・ 各部屋ごとに工事が必要
・ 無線方式よりも工事が高額


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: インターネット無料②.jpg

無線方式

 アパートの外壁もしくは共用部分にWi-Fiの機械を取りつけることで、無線でインターネット接続ができる。

メリット
・ 入居後すぐにWi-Fiが利用可能
・ 工事が簡単で安い

デメリット
・ 建物の構造や障害物の有無により電波が弱くなる可能性がある
・ インターネット接続が不安定になりやすい

インターネット無料を導入するうえでの注意ポイント

インターネト無料を導入することによって、入居者さんに選んでいただける物件になることは間違いありません。しかし、安易にインターネット無料を導入すると様々なリスクがあります。そこで賃貸経営をする上でのインターネット無料の導入するうえでの注意ポイントをご紹介いたします。

かかったコストを回収できる効果があるのか検討する

 インターネットを導入すると、初期費用や月額利用料がかかります。どのくらい家賃が挙げられるのか、空室改善ができるのか、かけたコスト分回収できるのかどうかを見極めて導入する必要があります。

 また、家賃アップや空室対策を考えるなら、インターネット無料の特典ではなく、リフォームやリノベーションの方が効果的な場合もあります。例えば、リンベーションはクロスの張替え・水回り・フローリングに張替えなどがあります。一部分だけでもキレイにすることによって空室対策になることもあります。またフルリノベーションをすることで家賃が上がった事例もあります。

 インターネット無料は初期費用や月額利用料がかかりますが、リノベーションは一度の投資でおこなうことができるので、検討してみてください。

                              ▶フルリノベーション事例はこちら

インターネットが導入できる構造か

 構造によってはインターネットの導入ができない場合もあります。例えば、無線方式のインターネット回線だと、鉄筋コンクリートは電波が届きません。また業者さんによってはできる場合とできない場合がありますので、一度問い合わせをしてみてから検討する必要があります。

業者を選ぶときは複数社に見積もりを依頼する

 不動産管理会社を選ぶとなれば、複数の管理会社から話を聞いて検討しませんか?インターネット導入の時も同じです。必ず複数社から見積もりを取り、費用を見たうえで慎重に検討する必要があります。もし、見積もりを取らずにインターネットを導入すれば、費用が想定以上にかかってしまい、結果賃貸経営が難しくなる可能性もゼロではありません。

 今回お伝えしたように「インターネット無料」を設備として取り入れることで期待できる点は多いです。しかし、工事費や初期費用、月額利用料がかかる点も忘れずに、費用分回収ができるのかというところまでよく検討してから導入する必要があります。

 人気設備としてもランクインしている「インターネット無料」を取り入れてご入居者様に選ばれやすい物件にしてみてはいかがでしょうか。

オススメ勉強会

関連サービス

この記事の執筆者紹介

アバター画像

ミノラス不動産

私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。

メルマガ 情報誌Minotta無料購読 YouTube LINE会員募集中 専門家へ相談① 専門家へ相談②