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前回の記事では、床・壁・設備の表面に関しての情報を掲載させて頂きました。
今回は快適さを左右する”定番の住宅設備”をご説明させて頂きます。お部屋探しの中心世代は20代～30代ですが、家賃・駅からの距離などと同等に住むなら「あたりまえ」に設備が導入されている便利なお部屋を選びます。欲しいのは真夏の猛暑や突然の雨でも気にせず過ごせる快適さ。ほんの一部ですが、空室対策・入居者満足の参考になれば幸いです。

No.１ エアコン

今や設置されていて当然の設備。全室完備が望ましいです。古いモノだと「電気代が高そう」「性能が悪そう」と敬遠されることも。経年による変色などは見栄えも悪いので、新品への交換で内見時のイメージアップにもつながります。昨今の夏場は猛暑で品薄になりがち。故障後の対応にも時間が掛かり、最悪賃料減額や退去のリスクのあるので早めの交換がお薦めです。
交換目安費用：74,000円～

No.２TV モニターホン

セキュリティが重視される昨今、昨今新築であれば標準装備が当たり前。在宅ワークも増えましたので、ファミリーだけでなく単身向け賃貸でも必須設備に昇格しました。女性だけでなく男性からのニーズも増。モノクロや受話器のみのインターホンは敬遠されます。
交換目安費用：35,000円～　※オートロック付き建物は要見積

No.３無料インターネット

人気設備ランキングの上位常連設備。費用面だけでなく、工事不要で入居後すぐにネットが使える点も入居者にとって大きな魅力です。
導入目安金額：0円～300,000円※別途月額利用料が発生する可能性があります。

No.４室内洗濯機置き場

今や洗濯機置き場が「室外」なだけで部屋探しの候補から除外してしまう人が多数。問い合わせ数アップ・物件価値向上を目指すなら整備が欠かせません。合わせて給水栓も時代に合わせて漏れ防止付ワンタッチタイプに変更を。
導入目安金額：250,000円～

No.5宅配ボックス

ネット通販の増加に伴い、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスの人気が急上昇。不動産ポータルサイトでの検索回数も増加中です。
導入目安は総世帯数の3割以上と言われています。

No.６温水洗浄便座

既に全国の世帯普及数は7割以上を超えています。特にお部屋探しの中心の20代～30代の若年層は実家で長く使ってきたアイテム。「無いと不思議」と言っても過言ではありません。費用対効果の高い空室対策の1つです。合わせてタオルリングや、棚も設置してあげましょう。
導入目安費用：35,000円～

No.７室内照明

室内照明をLEDに変えることで、室内が明るくなり内見時の印象アップが狙えます。入居者にとっては初期費用＋電気代の節約に繋がり好印象。円盤シーリングは調光・調色出来るタイプが人気。お部屋の雰囲気によってはスポットライトのタイプの方が効果が高い場合もあります。
導入目安費用：13,000円～

No.８室内洗濯物干し

昨今の「室内物干し」のニーズの高さは洗濯洗剤のCMを見ても一目瞭然。ベランダの無い物件はもちろん、梅雨時期や花粉時期の洗濯、外に出したくないものの洗濯などに重宝する人気の設備です。
導入目安金額：13,000円～

No.９防犯カメラ

設置コストは一昔前に比べてはるかに安くなりました。セキュリティの高い物件は性別や世帯人数に関係なく人気の傾向。犯罪や不法投棄、迷惑駐車などの抑止効果も期待できます。リース契約なども一般化してきました。ご自宅平成の場合、ご自宅部分のセキュリティ向上にもお薦めです。
導入目安金額：100,000円～

No.１０ゴミステーション

ゴミ置き場がすっきりまとまり悪臭も低減されることから、住環境の改善・美観向上・内見時の印象アップに役立ちます。工夫次第で入居者満足度の高い「24時間ゴミ出し可」の環境構築も可能。

導入目安費用：80,000円～

いかがだったでしょうか。今回は今では定番になっている設備に関してご紹介をさせて頂きました。オートロックの後付け導入などとは違い、後から導入でも比較的ハードルの低い設備一覧なので空室対策・入居者満足の観点から参考にして頂ければと思います。

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