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女性入居者をターゲットにした賃貸
エリア特性からターゲットを選定
オーナー様の物件がどのエリアにあるかで、賃貸経営の戦略は大きく変わってきます。立地や駅の特性は大きな要因となります。では、大田区の蒲田・大森・羽田エリアはどうでしょうか。
今回は、大田区の人口推移からターゲットを仮定し、賃貸経営の戦略を考えたいと思います。
20代の女性をターゲットに!
蒲田・大森・羽田エリアの大きな特徴として、20代女性の転入率が高いことがあげられます。グラフは、大田区の転入・転出数のデータです。ここから20代の転入者数が大きいことが読み取れます。
少し、掘り下げてみましょう。下記の表で、それぞれのエリアの男女の人口増減を見てみると、女性が多いことが分かります。要因として考えられることは、「羽田空港での勤務」です。
ターゲットが求めるもの
最も大切なことは、どれだけ入居者さんをイメージして部屋作りや建物づくりが出来ているかです。
若い女性の一人暮らしの場合、親御さんもお部屋探しに同行されて内検することも少なくありません。自分の娘を「この部屋なら安心して住まわせられる」とイメージがしやすいようにすると分かりやすいかもしれません。ライフルホームズが集計した「女性入居者に選ばれやすい設備」ではセキュリティーや室内設備の充実が選ばれるポイントとしてあげられています。
またエリアの特性を考えて差別化ポイントを意識することで、さらに物件の価値を高めることが出来ます。
例えば、羽田や京急線沿線の物件をお持ちの場合、空港関係者の女性をターゲットにするなどです。その場合は、キャリーバックを利用する入居者さんが多いので、エントランスに足ふきマットを置いたり、室内の収納を広くすること、モニター付きインターフォンやオートロックシステムの新設などを検討されてはいかがでしょうか。
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ミノラス不動産
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