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2022.03.04

改修のタイミングで物件価値・入居率は変わる!

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改修時期

 建物にも寿命があります。図1は、物件の部分ごとの改修時期の目安を示しています。しかしながら、立地や環境、使用状況など、様々な条件によって寿命年数は変わってきます。改修の前に物件の現状を把握しておくことは必須です。

 ご自身の建物の状況を知りたいという方は、専門の業者に物件の状況を検査してもらうことをオススメします。

※ミノラスでも検査可能ですので、お気軽にご相談下さい。
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図1 物件の部分ごとの改修時期の目安

改修のタイミング 1.予防

 不具合が起こる前に改修を実施する考え方です。予防を意識して改修をしていくことで、物件をより良い状態で長く保つことができ、資産価値の維持向上も期待できます。美観を保つと、入居者満足や退室・空室対策にも有効です。また、不具合が起こる前に実施すると、二次被害も防ぐことができ、予定外の出費も抑えることができます。予防の中でも、種類は3つに分かれます。

改修のタイミング 2.対処

 予防とは違い、なにか不具合が起きている状況で実施する改修です。ほとんどの場合、ご入居者様から不具合の申し出がきっかけで発覚します。ご入居者様の健康・安全を守るために速やかな対応が求められます。夏のエアコンの故障、冬の給湯器の故障、雨漏りなどが例として挙げられます。

 早急かつ適切な改修を行わなければ、ご入居者様に負担が掛かり、不満・不信感へと繋がり、場合によっては退去・大きなトラブルに発展することも考えられます。さらに、ご入居者様の借り住まいの確保・室内の改修工事など、手間も費用も突然必要になってしまいます。 こういった後手後手の対応が続くと、空室の増加や物件の営業純利益が下がる原因になってしまいます。

改修のタイミング 3.繰延

 現状に問題がない場合は、すぐ改修せずに様子をみることもあります。経費削減のために大切な考え方と言えます。しかし、どんどん繰延してまったく改修を行わないと、ご入居者様は離れ、空室率が高くなると予想できます。速やかに売却するなら、手を加えないことも選択肢かもしれませんが、その分価値も下げてしまうこともあります。

まとめ

 ご家族が台風の度に雨漏れする部屋に住んでいたらどうでしょうか?そう考えると、改修について考えやすいかもしれません。

 無駄な投資の必要はありません。必要な経費は使うこと、使う時期を誤ることなく投資をすることが資産価値を上げていきます。費用の金額を知れば知るほど今ではないと思われるかもしれませんが、予防という考え方をもっていただければ幸いです。是非、お気軽にご相談下さい。

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