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バイクガレージ付き物件へリフォーム!
バイクに乗る人にとって、大切なバイクをどこに・どのように駐輪するのかは大切なことです。バイク駐輪場の需要は大いにあるのです。今回はそんな「バイク需要」を利用したリフォーム事例をご紹介します!
1階事務所の空室対策としてバイクガレージ付賃貸へとリフォームしました。事務所として貸し出しをされている物件は、エリアや立地などの不変条件により成約が左右されることが多くあります。また、コロナの影響で始まったテレワークが、今後も働き方改革の一環としてアクセルが掛かる可能性があります。そうなると事務所の需要が更に減り、家賃下落につながる可能性があります。今回は、需要が減る可能性がある貸事務所の用途を、バイクガレージ付賃貸アパートに変えた事例です。
▶参考記事はコチラ「バイク需要を利用した空室対策」
【物件情報】
・最寄り駅から徒歩15分
・築30年木造2階建て
・ 1階の約20㎡、設備がトイレキッチンのみ
【背景】
●長期利用していたテナントが廃業。
●空室期間8カ月
●駅から遠い立地で、次回の募集でテナント利用者が見つかる可能性が低い
【取組内容】
〇前面道路と3枚引き戸を利用して、室内にバイクを駐輪できる「バイクガレージ付き物件」へフルリノベーション
〇男性にターゲットをしぼって内装を決定。内見に向けて、男性向けの家具も設置
【結果】
◎差別化を図ることができ、駅からの遠さやライバル物件の問題を解消!
◎退去後もすぐに入居が決まるようになり、安定収入を見込める物件へ
■成約賃料 65,000円
近隣のバストイレ別1階1Kは。60,000円前半の家賃相場でした。バイク置き場は外部で借りると6,000~10,000円、マンション内にある場合でも3,000円程度はかかります。バイク置き場としての賃料を加算し、相場より5,000円アップして成約しました。
【投資額:約150万 1,500,000円÷65,000ン=約23ヶ月で投資額回収】
駅からの距離があるため敬遠されており、また事務所の用途での問合せがあまりなかったため、事務所からバイクガレ―ジ付賃貸に用途変更を行う全面改装リフォームにより、用途変更を行っております。用途変更の際に、単に居住用にするのではなく、駅から離れた立地条件を考慮し、単身のバイク所有の男性の方をターゲットとしたリフォームにしています。工事完工後1ヵ月で成約となり、リフォーム前からターゲットとして念頭に置いていた単身のバイク所有の男性の方がご入居されました。
退去があってもすぐ成約となるため、新たに隣室の事務所もバイクガレージ付賃貸に変更しています。「テナントは成約しにくい」、「1F賃貸も成約しにくい」という考えを逆手にとり、強みにしたケースです。空テナントでお困りの場合、バイクガレージ付賃貸も1つの選択しとしてご検討されることをお薦め致します。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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