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360°カメラで募集写真!ネットで内覧
お部屋を探されるお客様の多くが、まず先にネットでお部屋を調べています。つまり、ネットに掲載する写真や情報がとても重要な時代となっているのです。今回、お伝えするのは360°カメラを利用した募集写真の活用です。
360°カメラとは
360°カメラとは、VR映像を撮影する際に使用するカメラのことを言います。 通常のカメラは撮影者の前方だけですが、360°カメラを利用すると後方を含む360°の範囲を撮影することができます。「VRカメラ」や「全方位カメラ」とも呼ばれます。
また、VRとは「Virtual Reality」の略です。「人工現実感」や「仮想現実」と訳されいます。「表面的には現実ではないが、本質的には現実」という意味が含まれ、VRによって「限りなく実体験に近い体験が得られる」ということを示します。
VRを通して得られるリアルな体験が、あたかも現実であるかのように感じられるということです。
通常の募集写真
上の写真は、あるお部屋の募集で使用する通常の募集写真です。こういった写真を撮影するのに用いられるのは降格カメラというものです。
広角カメラで撮影した写真は、写真と内覧の時とで明るさや広さなどにギャップが生じることがあります。お客様によっては「思っていたお部屋の雰囲気じゃないなぁ」「写真で見たより狭く感じる…」と、ご入居をためらわれる方もいらっしゃるかもしれません。
また、「中を見てみないと不安…」という方もいらっしゃいます。特に、進学等で地元を離れて一人暮らしをされる学生さんの場合、保護者の方も新天地に不安を感じられているケースも考えられます。新天地と現在お住まいの地が離れている場合、内覧に行くことも簡単ではありません。やっと内覧にこれたと思っても、時間が限られていることが多く、満足のいくお部屋を見つけるのは大変です。
360°カメラを活用した募集
それでは、360°カメラで撮影した場合、どのようになるのでしょうか。手順に沿って解説します。
まず、先ほど紹介した360°カメラを利用して各お部屋の撮影をしていきます。撮影した写真は左の写真のように横長で少し歪んで見えるものなります。この写真を専用のフォームに取り込んでVRを作成していきます。
実際のVRは左のQRコード、またコチラのリンクからご覧いただけますので是非ご覧ください。
また、左の1番上、リビングの写真をご覧ください。図にも注釈で記載しましたが、VR作成の際にCGで家具などの合成を依頼することも可能です。このように家具等が置いてある様子が分かると、お客様が実際の生活をイメージしやすくなります。これに関連して現在注目されているのがホームステージングという方法です。詳しくは次のリンクからご覧ください。
右の写真は実際のVRの様子です。ボタンを押すことで他の部屋へ移動ができたり、収納の中の写真を見たりすることができます。VRを見ている本人が、まるでお部屋の中にいるように室内を見ることができます。
VRを利用することで、以下のようなメリットがあると考えられます。
・お部屋が空室になる前でも様子が分かる
・実際に歩いているような感覚を持てる
・遠方の保護者の方も安心
・募集図面にQRコードを載せるだけで案内できる
・お部屋を実際に見に行く機会が増える
・遠方のお客様がお部屋を決めやすい
お部屋の募集はネットが中心である以上、募集の方法はこれからも増えていくことが予想されます。また、当然ながら、分かりやすい情報は見る側にとってとても有益です。今回ご紹介した360°カメラの利用以外にも、どんな募集の方法が求められているのか、ネットの募集で効果が出るか意識的に探し、活用されてみてはいかがでしょうか。
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ミノラス不動産
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