お役立ち情報
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
ミノラス不動産ではビックデータを活用し、大田区全域の募集・成約に関するデータと弊社の管理データの比較分析を行っております。
オーナー様のより良い不動産経営のサポートの一環として分析データを発信いたします。
当社管理物件空室率推移
空室率の推移
図1のグラフデータより空室率の推移について、2024年2月は空室率が前月の1.64%から更に下がり、1%を切る0.98%でした。前年と比較すると若干ではありますが、空室率が高くなっております。前年と合わせて、2年間での空室率の推移を確認すると、2月は1年間で空室率が低く、入居率が高い月であることが言えます。
当社管理物件と大田区全体の成約率の比較
図2より繁忙期期間ですので大田区全域と弊社管理物件ともに、高い成約率であることがわかります。昨年の数値を見ると、月までは高い成約率を維持していますが、4月になると成約率が低下しております。よって、繁忙期期間中に募集中のお部屋を決めきることが如何に大切かがわかります。
間取り別の成約割合
図3より間取り別の成約割合を見てみると、前月号同様にワンルーム18%、1Kで53%、合わせて71%とお部屋探しの層としては単身世帯が多いことが読み取れます。
また、需要が高いワンルーム・1Kに絞って構造別で成約率を見てみると、図4の様に大田区全域での平均39%の成約率に対して、木造が成約率31%と平均を下回っていることがわかります。
成約率の要因は築年、構造、地域、設備、賃料設定と様々ありますが、オーナー様が手を加えられる要因は主に設備と賃料設定です。今回は設備に着目し、ニーズの上位に来る設備について図5で見てみましょう。③のインターネット無料があるお部屋の成約率が42%と平均成約率を超えることがわかります。また、3つ全ての設備を導入すると46%と高い成約率になります。
しかし、②のエアコンがあるお部屋の成約率は、木造の成約率とあまり変化はありません。これは募集しているお部屋の約97.3%がエアコンの設備導入を行っているためです。反対にエアコンの設備導入を行っていないお部屋の成約率は20%と低くなっております。
ミノラス不動産では大田区全域の分析やニーズの把握から、様々な提案を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。