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【大田区マーケットレポート】2024年6月

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2024.06.06 不動産市況マーケットレポート

【大田区マーケットレポート】2024年6月

ミノラス不動産ではビックデータを活用し、大田区全域の募集・成約に関するデータと弊社の管理データの比較分析を行っております。
オーナー様のより良い不動産経営のサポートの一環として分析データを発信いたします。

当社管理物件空室率推移

空室率の推移

図1のグラフデータより2024年4月空室率の推移は1.09%となっております。
3月末で繁忙期も終わり、例年より上昇率は低いですが2024年4月から空室率が少し上昇傾向にあります。

当社管理物件と大田区全体の成約率の比較

図2の成約率データより、空室率と同様に繁忙期が終わったこともあり、大田区とミノラス管理物件の成約率が減少傾向にあります。

募集と成約の分析

今回は繁忙期を終えお部屋探しがひと段落した4月の大田区全域で、募集13,686件、成約3,972件のデータを元に、募集と成約の要因分析を一部行いました。

図3では敷金・礼金の各初期費用の有無における成約割合を算出しております。敷金・礼金ありが44％、敷金0円が19％、礼金0円が20％、敷金・礼金0円が17％となっております。敷金・礼金のいずれかもしくはその両方が0円の成約割合が56％と半数以上を占めており、初期費用を抑えたいニーズがあることがわかります。

図4より実際の4月の総募集件数に対して、敷金・礼金の有無ごとの募集件数の割合を算出しております。敷金・礼金ありが51％、敷金0円が15％、礼金0円が17％、敷金・礼金0円が17％となっております。募集割合においては、敷金・礼金のいずれかもしくはその両方が0円である割合が49％と若干ですが、半数を割る結果となっております。