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2024.05.17 賃貸経営 空室対策

【空室対策コラム】2月後半~3月前半の分析データから考察してみました

2023年~2024年の繁忙期が終わり、弊社独自に収集したリアルなデータから分析した内容から考察を記載させて頂きました。繁忙期終了後こそ、物件の本当の力が試されます。

申込世代の分析

全体に対して20代が66%、30代が17%と賃貸住宅を借りる年齢層は20~30代が大半の様子です。必然的に、大半の賃貸住居は20~30代がターゲット層になることが予想されます。

男女比の分析

男女比の分析では、約6:4で男性の方が申込が多い様子です。ですが大きな差はないと言える状況なので、20~30代の男女どちらでも受け入れていただけるように意識したデザインや設備でバランスを保つことが必要あるでしょう。1階のお部屋やオートロックなしのお建物は、どうしても女性が避ける傾向にあるように、空いてしまうお部屋の状況やお建物の立地などに合わせて、あえて男女どちらかに特化する手段も考えておきましょう。

内見・未内見比の分析

驚かれる方も多いかもしれませんが、昨今はお部屋を見学しないでお申し込み・契約をする「未内見」でのお申し込みが増えています。お申し込みの多い20代~30代はスマートフォンやパソコンに慣れている世代なので、インターネット上で正確かつ魅力的な情報が手に入れば、都度物件を見学しなくても申し込みをする率が高くなっています。逆に、インターネットに情報が不十分な場合はお問い合わせやご案内の件数も寂しい状況です。「映え(ばえ)」という言葉が若年層世代には浸透しているように、ワクワクする見栄えと設備を充実させた機能性のバランスがこれからの時代は求められそうです。

上記のように、弊社で募集をさせていただいている物件の多くのお申し込みが、20代~30代である事がわかりました。また、未内見によるお申し込みのインターネットや様々なシステムの普及で年々増えています。若年層が全体を通して、主なターゲットになると想定して、具体的にはどのような対策がとれるのでしょうか。

写真の撮り直し

今のお申込世代(20代~30代)は、不動産屋に伺うのではなくインターネットの情報の閲覧が主です。ネットでの見栄えも意識して写真を掲載しましょう。特に暗い写真や、お部屋や設備、建物の全体像がイメージできない写真は要改善です。

設備・デザインの見直し

20代~30代に受け入れられる設備を導入することは今や当たり前の時代。付加価値のある設備やちょっとしたおしゃれ、令和の時代のあたりまえを採用しつつ、ライバルとの差別化を意識しましょう。

  • 3点ユニットバス→バストイレ別にリフォーム
  • 室外洗濯機置き場→室内洗濯機置き場
  • バランス釜→給湯器
  • 和室→洋室
  • チャイム・インターフォン→TV付モニターフォン

そのほか、温水洗浄便座やネット無料設備、宅配ボックスもターゲット層には当たり前の設備といえます。内装デザインクロスの導入やフロアタイルで模様替えをして同年代の築年数のライバルと差別化しましょう。

条件面の見直し

厳密なターゲット設定とともに、近隣相場を知る必要性もあります。パートナーの不動産会社と協力し、適切な賃料や相場観を知っているのと知っていないとでは雲泥の差です。敵を知ることも満室経営のヒントだと思って分析をしてみましょう。特に20代~30代は「礼金あり物件」の文化とは無縁の世代です。または、礼金をなくす代わりに賃料がアップできないかなど、近隣ライバルの状況などを確認してみましょう。

礼金1か月→礼金0か月、賃料+2,000円

今回は繁忙期真っただ中に収集した情報から分析・報告をさせていただきました。繁忙期終了とともに、本当に物件の魅力が試される時期に突入していきます。是非、今回のデータも参考に満室経営を維持していただければ幸いです。ご不明点はお気軽にご相談ください。

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この記事の執筆者紹介

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ミノラス不動産

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