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デッドクロスの原因って何?
オーナーの皆さん確定申告は無事終了いたしましたか?
一喜一憂あったかもしれません。賃貸経営は事業です。所有される皆さんは事業主で有り、経営者です。利益を産み出さなければいけません、そして納税の義務もございます。ご自身の目的に対して昨年1年間の経営を振り返れる時期だったと思います、そんな昨年の結果を踏まえて、本年は更なる経営改善を求めていける為のお手伝いになれば幸いです。
デッドクロスの状況になってしまう原因は下記のとおりです。
デッドクロスを回避する方法は?
そこで、デッドクロスの状況に陥らない為の回避方法はどうしたら良いでしょうか?本やネットでも色々な記事や対策を目にします。
ここでは、一般的には多く言われている2つの方法をご説明したいと思います。
①借入金をコントロールする方法
借り入れ元本をコントロールする方法です。
●借入期間の延長(現金支出を抑える)
既存のローンの借り換えを行い借入期間の延長を行います。借入期間が延長されることで、毎月のローン返済負担を軽減することができます。
●繰り上げ返済の実施(現金支出を抑える)
預貯金に余裕がある場合には、ローンの繰り上げ返済を行い、借り入れ元本を下げる事で毎月の返済負担を軽減させる方法です。
②減価償却(償却資産)を増やす方法
●建物に投資する事で償却資産を増やす方法
築年数の経過により老朽化してきた設備の交換、市場動向に沿った増改築の実施、間取り変更などを行う事、経年劣化して来た建物に対して大規模修繕の実施、設備機器の交換・リニューアル工事の実施等を実施して減価償却費を計上します。
この投資に対しても新規にローンを組まれることも複合的な対策かもしれません。
●新規の物件購入および物件の買い替え(現金支出を抑え、新たな物件から減価償却費を計上する)
減価償却期間が終わり、減価償却費の計上ができなくなった物件は売却。新規に物件を購入して、減価償却費を計上します。
考えるポイント
実際に手元の現金が減り、所得税が増えてくる。全然儲からない、税金払う為に賃貸経営しているみたいだ。そんな感覚を持たれているオーナー様も多いと思います。原因の一つにデッドクロスなのかもしれませんね。
詳しくは当社担当者へご相談ください。
確定申告が終わった時期だからこそ、考えてみて下さい。
例えば現在所有されている建物に対して投資をしてみる考えは如何でしょうか?
償却資産の減少は、言葉を換えれば経年劣化してきているということです・・・。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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