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2024.09.08 賃貸経営 空室対策

【大田区空室対策コラム】閑散期に突入!2024年7月の分析データから考察してみました

満室経営が、収益最大化に繋がります。設備面だけでなく、行うべき募集活動、リフォーム事例等、実際の数値や事例に基づいた情報をお伝えしていきます。

 残暑が続きますが、お変わりございませんでしょうか。前月に続き、暑い時期は特に引っ越しを控え
る傾向にありますが、決まる物件は決まり、決まらない物件は長期で決まらない状況が顕著に出てい
ると思います。7月分の集計データをまとめましたので、空室対策スタートの最優先事項「ターゲット
設定」のご参考にして頂ければと思います。


集計期間:2024年7月1日~7月31日

申込年齢層の分析

申込者の年齢層に関しては、7月は20代が47%、30代が31%で全体の78%が20~30代という結果でした。20~30代が引き続きメインターゲットになりますので、前月・前々月号で掲載をさせて頂いた原状回復のタイミングなどで、設備も含めてターゲット層に喜ばれる部屋作りが重要になりそうです。

男女比の分析

男女比の分析では、約7:3で男性の方が申し込みが多い結果でした。

内見・未内見比の分析

 今年の繁忙期(2024年2月~3月)の時期と比較をすると、夏の時期は内見・未内見の数が逆転しており、夏の閑散期は「良い物件があれば引っ越す」「じっくり探す」という方が増えている事が読み取れます。問い合わせ自体はインターネットからがほとんどなので、引き続きお部屋の魅力の発信→現地見学が成約のキーになってくると分析出来ます。

ひと工夫で借主目線で選ばれて、メンテナンスも◎な部屋作りへ

POINT! 共用部も魅力的にすることで、内見時の印象UP!

 先月、先々月と内装に関しての記事を掲載しました。内見の際には必ず目につく「共用部」。せっかくお部屋は綺麗にリフォームしたのに、エントランスなどの共用部の印象でマイナスのイメージを与えて期待を裏切ってしまう事も…。外回りは、とにかく「暗い・不潔・乱雑・不便」なマイナス要素を取り除き「明るく・清潔・整理整頓・便利」なプラスに転じる対策がポイントです。

 デザインクロスも床材と同じく様々な色や素材感を持ったプリントの製品が登場しています。居室・玄関・トイレ・脱衣所の1面だけでも効果が大きいので床材と同様にターゲットに合わせた商品選定をおこない、床と合わせて部屋ごとのコンセプト作りにおススメです。

事例① 共用廊下 改善工事

お部屋は綺麗にRFしたのに、エントランスから玄関までの動線でマイナスな印象を与えている物件がありました。マイナスポイントとしては「暗い」という印象があり、既存入居者からも「鍵穴が見えない」と言う声があるほど。今回は蛍光灯タイプの照明をLEDに変更し、ダウンライトも追加、床のシートは明るい木目調のモノに変更しました。床のシートは防汚・防滑効果もあるので機能性も向上しました。壁は施工しておりませんが、照明の照度が上がる事で印象は良くなりました。

事例② 外壁塗装 ポスト改修工事

 上記は外壁修繕に合わせて塗り替えと、南京錠タイプのポストをダイヤルポスト+宅配ボックスに変更した事例です。入居者ターゲットの20~30代にも喜ばれるバリューアップが出来ました。まだまだ多くの事例があり、今回の事例はほんの一部です。ターゲットに選ばれる物件作りの為に、外観・共用部も優先順位をつけてトータルで改修のアドバイスも可能です。お気軽にお問合せください。

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この記事の執筆者紹介

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ミノラス不動産

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