お役立ち情報
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
良い経営をするためには、「収益最大、経費最小」と言われます。このコラムでは、現在と今後の経費や減価償却、課税所得額を把握し、よりよい賃貸経営に繋げていただくための情報をお伝えしていきます。
今回のコラムも賃貸住宅修繕共済についてご説明していきます。
共済掛金の効果性について
掛け金を全額経費計上出来る
これまでのコラムでもお伝えしましたが、修繕積立共済は賃貸住宅の工事費用を計画的に備える事が出来る共済です。将来の建物維持・修繕の為に無理のない計画的な資金準備が可能となります。毎月(毎年)支払った共済掛金は全額経費計上にて申告出来ます。減価償却は当初購入・建設した費用を対応年数に応じて経費として計上しています。
共済掛金は逆の考えかもしれません(支払ったお金が共済へ貯まっていく)が、償却金が減って来た時から共済掛金を積み立て始める事で経費のコントロールにも役立つとのオーナー様の声も頂いております。
また、定額で計画していく事で不測の事態に対応する事はもちろんですが、計画的な修繕を実施する事で建物美化・トラブルが起きない安心感が入居者様への満足に繋がり、長期間の入居、空室期間の短縮という効果を産み出します。
事業承継に対応している
今回はこちらの効果性について説明して来たいと思います。
不動産を所有されるオーナー様は先祖代々から引き継いている方もいらっしゃいます。事業として、投資として運営されているオーナー様もいらっしゃいます。入手した経路、きっかけは様々かもしれませんが、今後その資産を引き継いで行かなければならないタイミングが訪れると思います。
相続後の実際の声として、親族での話し合い後に引き継がれた方が決定した、そんなタイミングで漏水事故が発生。お嬢さんは事業自体、全く関わっていない状況で遠方にお住まい。修理費用という突然の出費・・・
『えっ、何それ』『そんなお金無いです』
これが実際の現場の状況です。
家賃が入るからと言うので貰ったけど、全然出費ばかり、これからもお金ばかりが掛かる様なら持っていても意味が無いそんな流れで処分される方も本当にいらっしゃいます。
でも、先祖代々維持してきた土地、そして建物かもしれません。また、先代が事業をして取得して来た物件かもしれません。少なからず思い入れが有る物件です。私たちは事業のパートナーとしてオーナー様方と携わっていると、先代の思い、考えを聞く事も実際にございます。
やはり、この先どうするか、どうしたいのか?
その為には何をするべきか?
次世代の為に準備をして頂きたいと思います、その為にご参考になれば幸いです。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。