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2025.05.12 賃貸経営 大規模修繕

予防保全のための現状把握

確定申告で「税金が高い」と感じませんでしたか?

今年の確定申告の期間も終了しました。昨年一年間の経営状況を振り返ってみていかがでしたか?税理士さんから報告を受けて、「税金が高い…!」と驚いたオーナー様も少なくないと思います。こういったオーナー様の声は、毎年多く届いています。しかし、市況を見ると平均賃料は上昇傾向にあり、弊社管理物件に関してはの高い入居率を維持できています。それなのに、どうして税金が高いと感じるのでしょうか。
 答えは、「計画的に経費を使えていないから」です。来年の確定申告の際、同じ思いをしないために、今から準備していくことをおすすめします。また、経費を計画的に使うことで、オーナー様の大切な仕事道具である建物を守ることもでき、結果的に入居者満足にもつながります。
 そこで今回は、建物の現状を把握するポイントを整理しましょう。

建物の情報を整理する

 経費を計画的に使うための第一歩は、お持ちの建物についての情報を把握することです。下の表は、情報整理の参考メモ欄です。複数の建物を所有されているオーナー様も、それぞれについて情報を整理しておきましょう。
(下の表を参考に、ご自身で書き出したり、必要だと思う項目は追加してみてください。)

こうして情報を整理してみると、これまで修繕をしていなかったり、修繕から随分期間が空いてしまっていたりするのないでしょうか?修繕をしないまま過ごしていると、漏水等のトラブルが発生してしまう恐れがあります。そういったトラブルが起きると、事後対応をすることとなり、費用がかさんでしまうことも少なくありません。
 ここで、知っておいていただきたい考え方が「事後保全と予防保全」です。

事後保全と予防保全

 建物を維持する上で、「建物維持を念頭に置くと保全できる」とも言えます。ここで出てくる、保全は大きく2つに分類され、それが事後保全と予防保全です。それぞれについて解説していきます。

●事後保全

 建物の機能や性能の異常が判明した後(不具合が生じてから)、修繕等の処置を行うことです。使用継続に根本的影響がなく、その不具合が拡大する恐れが低いものが対象となります。

  • 蛍光灯が球切れした → 新しい蛍光灯と交換する
  • ブラインドが故障した → ブラインドを付け替える・修理する
  • 雨漏りが発生した → 修理する
  • エアコンが故障した → エアコンを修理・交換する
●予防保全

  定期点検等による建物の機能や劣化の状態の把握し、故障等の不具合が生じる可能性が高いと予測された場合、予防的な措置として機器の交換等を事前に行うこと。必要な建物の機能の確保に欠かせない重要な設備機器や事故に繋がる恐れのあるものについては、点検に基づき適切な予防保全を行い、安全・安心を確保することが重要です。

  • 雨漏れする前に直す。
  • 台所の水栓が壊れる前に交換する。
  • 給湯器が壊れる前に交換する。
  • エアコンが壊れる前に交換する。

 過去に、事後保全に努めた経験があるオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、建物の現状を把握した上で、必要な予防保全をすることで、そういった事態を回避することができます。
 また、先にも述べたように、年間を通して計画的に経費を使うことにもつながるので、来年の確定申告で悩むことも減らせるでしょう。さらに、満室経営をするためには、ご入居者様の満足度を高める必要があり、予防保全は切っても切れないからです。

 次回は、今回の内容を踏まえて、実際に弊社で行った事例をご紹介します。確定申告については、冬頃に焦り始めるオーナー様が多いと思います。「やっと終わったのに…」と思われるかもしれませんが、未来のご自身のために、少しずつご準備していくことをおすすめします。

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