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2023.10.01

賃貸住宅修繕共済について③ 

賃貸住宅修繕共済について、事例を基にもう少し掘り下げてみたいと思います。 8万円の1Kタイプ10世帯の重量鉄骨造3階建て築10年(某住宅メーカー施工)を具体的な例として考えてみます。 

実際の建物は外壁やサッシ廻りは傷みや劣化は進んでいる様子は見られませんでした。 ただ、屋上の防水は劣化とシートに亀裂が入っていたので屋上だけは今回防水工事を行う様に致しました。そして、10年後を目安に全体の大規模修繕工事を行っていく様な経営方針を固めました。
10年後に12,000,000円の修繕費用が貯まる様に計画をしてみた場合の試算をご覧ください。 

共済金については

通常賃料に対しての税金については 

修繕共済掛金を利用した場合(年間支払額1,200,000円) 

年間の納税額の差は463,056円となります。 これを10年間継続した場合 

また、10年間の修繕費は11,359,414円を7,369,440円で確保出来た事とも考えられます。 

あくまでも計算上の結果ですが、他にも経費はもちろんあるとは思います。また、この計算では経費として差し引いたら所得税の税率が変わったという事もございます。 
もちろん賃料の増減も10年間ですので十分に考えられます。 
先々を見越した計画を立てられるオーナー様は多いと思いますが、経費としてどの様に使うか?所得税も含めた計画を考えて見ては如何でしょうか? 

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