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2017.06.21
中古収益不動産を購入する時のポイント
相続対策、資産組換、資産形成を目的に中古収益不動産の購入を検討するとしたら、みなさんはどのようなことを考えるでしょうか。「ここよさそう」と直感で購入することはオススメしません。
今回は、中古収益不動産の購入を検討する時に、どのように考えればいいのかを3点ご紹介します。
1.実際の家賃と大きな開きがある場合、
総潜在収入は適正家賃(2ヶ月で入居する家賃)で計算する。
2.退去がどれくらい起き、どれくらいの期間空き続けるか?
〇その物件で年間で何室空くかを確認してみましょう。
単身タイプ25%(4年に1回)、ファミリータイプ20%(5年に1回)
※12室の単身タイプなら、12室×25%=3室解約
空室になった場合、 何ヶ月ぐらいで埋まることが多いかを考える
※3ヶ月ぐらいであれば、空室期間3ヶ月で考える
〇上記を参考に、空室損失を計算してみましょう。
解約数:12室×25%=3室 空室数:3室×3ヶ月=9ヶ月分
空室損失:平均家賃4.5万×9ヶ月分=▲40.5万(空室損失)
3.今後のリフォームや修繕費用など運営費はいくらかかるのか?
運営費は建物を維持管理するために必ずかかる費用です。Aマンション・Bマンションの違いは・・・?
同じ家賃収入でも「運営費の高いマンション」を選ぶとお金が残りません。
将来の運営費(修繕、リノベーション)などの維持経費を考慮して、営業純利益(NOI)をチェックします!
新たな投資物件を検討する時には、パッと見の利回りだけで飛びつかず、是非多方面からご検討した上で購入していただければと思います。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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