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2020年人気設備ランキング
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今年も全国賃貸住宅新聞にて「2020年人気設備ランキング」が発表されました。「この設備があれば周辺相場より高くても入居が決まる」ランキングについてみてみましょう。
人気設備の導入で、賃料をアップしても入居が決まる!
需要が高まる 快適性と防犯性
「快適性」は、システムキッチン、浴室乾燥機、ウォークインクローゼット、宅配ボックスがあり、「防犯性」でいえば、防犯カメラやホームセキュリティ、TV付モニターホンなどがあります。最近問題になっている新型ウィルスやニュースを鑑みるとこの2つは今後も注目される点であると考えられます。
単身向けとファミリー向けの違い
単身者向け
システムキッチンの充実度合いは、自宅で過ごすことが増えたので当然と考えられます。逆にウォークインクローゼットは前回8位から今回圏外。安い物件を選ぶ単身者が増えたなかで、工夫次第でカバーできる収納面はランキングから外れたのかと考えれます。防犯面は相変わらずオートロックや、TVモニター付インターホンが上位にあり、IoT化する賃貸物件では、スマートホンを鍵代わりにするスマートロックや、顔認証キーなども出てきています。
ファミリー向け
ウォークインクローゼット需要が高まっている。子供の成長に合わせて物が増え、収納不足に不満を抱えている入居者が多くいる点が考えられます。また宅配ボックスの需要も高く、4つ順位を上げています。共働きの増加、ネット通販の需要上昇、非対面といった時代のニーズを象徴してます。部屋探しのお客様で『宅配ボックスはついていますか?』の質問が増えたという仲介会社の声もよく耳にします。
効果的な対策
上位の設備をつけたらからといって、賃料が上がったりお部屋が決まりやすくなるわけではありません。ターゲットに合った設備を入れたり、周りの物件と差別化を図ることで効果が発揮されます。市場性と合わせて商品をどのように磨いていくかがポイントです。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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