お役立ち情報
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
ミノラス不動産ではビックデータを活用し、大田区全域の募集・成約に関するデータと弊社の管理データの比較分析を行っております。
オーナー様のより良い不動産経営のサポートの一環として分析データを発信いたします。
当社管理物件空室率推移
空室率の推移
図1のグラフデータより2024年9月の空室率推移は0.89%となっております。先月同様に低い空室率をキープしており、昨年の同時期と比較しても低い空室率となっております。
当社管理物件と大田区全体の成約率の比較
図2の成約率データより、大田区全域の成約率を見てみると6月~8月の3カ月間で成約率が21%と変動が無かったのに対して23%と若干ではありますが上昇傾向にあります。6月~8月の3カ月間での各平均変動率は募集件数2.2%増加、成約件数2.3%増加で、9月における各変動率は募集件数3.8%増加、成約件数10.9%増加でした。以上のことから、9月に入りお部屋探しに動きがあったことが伺えます。
大田区の世帯と人口
【大田区データ】では分析を行った大田区における募集件数と成約件数の変動とその変動率を記載し、大田区でお部屋探しの動きがあったことが分かりました。このことに注目し、実際の大田区の人口の変動を大田区ホームページより確認してみます。表1は令和6年9月1日時点、表2は令和6年10月1日時点での大田区の区政情報に掲載されている世帯と人口についての現況表です。
表1より前月8月1日時点からの世帯数の増減は1世帯増加、人口の増減は175人減少していることが分かります。さらに、表2より前月9月1日時点からの世帯数の増減は428世帯増加、人口の増減は236人増加していることが分かります。 表1と表2の比較より明らかに世帯数と人口数共に9月に増加していることが見て取れます。弊社にて分析している「管理物件申込みレポート」には、2024年8月15日~9月14日の申込み数値全体の40%が法人契約と高い数値だったとのことです。法人様の動きが9月人口増加に影響していることが予測できます。また、日本人の人口は減少し続けている一方で、外国人の人口が増加し続けていることから、インバウンド需要が本格化していることが分かります。実際に、外国籍の方の動きが多い印象を、当社蒲田店スタッフも受けております(別コラム「大田区不動産ニュース」)。
以上のことから、時期的な要因による世帯数・人口の変化を捉え、空室を長期化しないためにお部屋を決めるべきタイミングを把握することが必要です。増減している人口の属性を見極める事で、お部屋探しのニーズに合った設備や貸し方などの準備ができるでしょう。
【表1】
【表2】
ミノラス不動産では大田区全域の分析やニーズの把握から、様々な提案を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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