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大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介
ミノラス不動産ではビックデータを活用し、大田区全域の募集・成約に関するデータと弊社の管理データの比較分析を行っております。オーナー様のより良い不動産経営のサポートの一環として分析データを発信いたします。
当社管理物件空室率推移
空室率の推移
上記のグラフデータより2024年10月の空室率推移は1.07%となっております。先月同様に低い空室率をキープしておりますが、繁忙期前に解約が出たことにより少し空室率が上がっております。
当社管理物件と大田区全体の成約率の比較
上記の成約率データより、大田区全域の成約率は前月と比較して変動はなく、弊社管理物件において若干の減少ではありますが、こちらも大きな変動はありません。10月における大田区全域の募集件数は14,711件、成約件数は3,317件でした。また、前月から募集件数は約700件、成約件数は約200件程増加しているため、お部屋探しに少しずつ動きが出てきたことが分かります。
大田区の世帯と人口
2024年11月マーケットレポートでは、【大田区データ】で分析を行い大田区における募集件数と成約数の変動とその変動率を記載しました。また、大田区でお部屋探しの動きがあったことから、このことに注目し、実際の大田区の人口の変動を大田区ホームページより確認して記載致しました。
今回は過去のデータから人口動態を見て行きたいと思います。
表1は令和6年11月1日時点、表2は昨年の令和5年11月1日時点での大田区の区政情報に掲載されている世帯と人口についての現況表です。表1より前月10月1日時点からの世帯数の増減は403世帯増加、人口の増減は389人増加していることが分かります(おそらく法人様の動きが多かった9月に成約し、その後10月中にお引越し、住民登録をされたものと思われます。)。
また、表2より2023年10月1日時点から2023年11月1日までの世帯数の増減は227世帯増加、人口の増減は55人増加していました。世帯数が227世帯増加しているの対して、人口が55人増加に留まっていることから、昨年の同時期は単身世帯が増加して、ファミリー世帯が減少しているという予測が立てられます。今年の10月1日から11月1日までの世帯数と人口数の増減比率がほぼ変わらないことを考えると、単身世帯だけでなくファミリー世帯の大田区への転入も昨年と比較して増えている可能性があります。
以上のことから、時期的な要因による世帯数・人口の変化を捉え、空室を長期化しないためにお部屋を決めるべきタイミングを把握することが必要です。増減している人口の属性を見極める事で、お部屋探しのニーズに合った設備や貸し方などの準備ができるでしょう。
【表1】※令和6年11月1日
【表2】※令和5年11月1日
ミノラス不動産では大田区全域の分析やニーズの把握から、様々な提案を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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