お役立ち情報
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介

ミノラス不動産ではビックデータを活用し、大田区全域の募集・成約に関するデータと弊社の管理データの比較分析を行っております。オーナー様のより良い不動産経営のサポートの一環として分析データを発信します。
目次
1.ミノラス不動産管理物件 空室率推移 昨年同月との比較
――空室率は例年並み
2.弊社管理物件と大田区全体の成約率の比較
――成約数は例年並み、募集件数は増加
3.今月の注目データ分析
――統計データで見る 大田区の人口動態
ミノラス不動産管理物件 空室率推移 昨年同月との比較
―空室率は例年並み
※2026年3月末時点の管理戸数:5,906戸

図1のグラフデータより、2026年3月の空室率推移は1.24%となりました。前月より空室率が下がりましたが、数値としては例年並みで大きな空室率の変動はありませんでした。
弊社管理物件と大田区全体の成約率の比較
――大田区全体で成約率は減少、空室率は増加へ

図2の成約率データより、2026年3月のミノラスの成約率は64%(昨年同月72%)、大田区全体の成約率は14%(昨年同月19%)でした。このことから、成約率はミノラス管理物件、大田区全体ともに昨年より減少していることがわかります。
大田区全体の募集件数について、2025年3月が17,915件、今回の2026年3月が23,311件で増加しており、前年比130.1%となりました。また、成約件数については2025年3月が3,488件、2026年3月が3,188件と増加しており、前年比91.4%となっているため、大田区全体の空室率が上がっている可能性があります。
今月の注目データ分析
――大田区の人口動態と賃貸市場の動向
4月号に引き続き、大田区の人口動態について確認してまいります。
5月に入り、大田区ホームページの「区政情報」において、令和8年4月1日時点の「世帯と人口」が公表されました。今回は、そのデータをもとに、大田区における転入・転出の動向と賃貸市場への影響について見ていきます。
(※表1~5について・・・世帯数は改正住民基本台帳法による日本人及び外国人世帯の統計です。)
| 令和8年4月1日 | 日本人 人口 | 外国人 人口 | 人口総計 | |||||||
| 世帯数 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 総計 | |
| 先月 | 423,639 | 352,623 | 357,061 | 709,684 | 17,271 | 17,384 | 34,655 | 369,894 | 374,445 | 744,339 |
| 本月 | 427,198 | 353,927 | 358,483 | 712,410 | 17,451 | 17,562 | 35,013 | 371,378 | 376,045 | 747,423 |
| 増減 | 3,559 | 1,304 | 1,422 | 2,726 | 180 | 178 | 358 | 1,484 | 1,600 | 3,084 |
上の表1は、令和8年4月1日時点(3月中の変動)の人口推移を示したものです。これによると、日本人の人口は2,726人増加しています(表1の赤字)。
| 令和7年4月1日 | 日本人 人口 | 外国人 人口 | 人口総計 | |||||||
| 世帯数 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 総計 | |
| 先月 | 417,906 | 351,752 | 355,396 | 707,148 | 16,080 | 16,276 | 32,356 | 367,832 | 371,672 | 739,504 |
| 本月 | 421,922 | 353,244 | 356,900 | 710,144 | 16,216 | 16,482 | 32,698 | 369,460 | 373,382 | 742,842 |
| 増減 | 4,016 | 1,492 | 1,504 | 2,996 | 136 | 206 | 342 | 1,628 | 1,710 | 3,338 |
一方、前年である表2(令和7年4月1日時点・3月中の変動)では、日本人の人口は2,996人増加していました。
このことから、昨年と同様に今年も3月は転入数が転出数を上回っており、大田区への人口流入が継続していることが分かります。
ただし、前年と比較すると、日本人人口の増加数は270人減少しています。外国人については大きな変動は見られないものの、微増傾向が続いています。
また、世帯数について見ると、表1では3,559世帯の増加、表2では4,016世帯の増加となっており、世帯数自体は増えている一方で、増加ペースはやや落ち着いてきている状況が読み取れます。
統計データから見る分析・講評
これらのデータから、大田区における賃貸需要は引き続き一定水準を維持しているものの、これまでのような強い伸びからは、やや落ち着きつつある局面に入っていると考えられます。
特に、日本人人口の増加数や世帯数の増加幅が前年を下回っている点からは、市場全体が「拡大局面」から「安定局面」へ移行し始めている可能性もうかがえます。
また、外国人入居者については大幅な増減こそ見られませんが、微増傾向が続いていることから、今後の賃貸需要を支える層の一つとして注視していく必要があります。
こうした市場環境では、これまでのように「募集を出せば決まる」という状況ではなく、物件ごとの差別化が成約に直結する時代へ入りつつあります。
そのため、今後の賃貸経営では、次のような取り組みがより重要になると考えられます。
- 募集賃料の適正化(相場との乖離の見直し)
- 写真や設備、募集情報の充実による即決率の向上
- 共用部や管理状態の維持による物件価値の向上
- 単身者、法人契約、外国人入居者などターゲット層に応じた募集戦略
人口増加が緩やかになる局面では、市場全体の追い風に頼るだけではなく、個別物件の競争力を高めることが安定経営の鍵となります。
ミノラス不動産では、大田区の人口動態や市場環境の変化を踏まえながら、オーナー様ごとの物件特性に応じたご提案を行っています。今後も市場変化を注視しながら、適切な賃貸経営をサポートしてまいります。
▶4月賃貸仲介の動向
「繁忙期終盤の動向から見る 入居ニーズの変化と今後のポイント」
ミノラス不動産では、このページ以外でも「ミノラス不動産管理物件データ」「賃貸仲介スタッフレポート」として、賃貸経営に役立つデータを分析、掲載しています。ぜひ併せてご覧ください。
▶不動産情報誌「Minotta」
不動産経営に役に立つ情報を1冊にまとめてお届け!
ミノラス不動産では、オーナー様向けの不動産情報誌「Minotta」を毎月刊行しています。オーナー様だけでなく、これから不動産を承継する予定の次世代オーナー様にもおすすめです。
▶マモローヤメンバー募集中!
特別セミナーやイベント情報を先行配信&予約受付!
ミノラス不動産では、「マモローヤメンバー」としてオーナー様に向け、不動産経営に役立つ情報を発信しています。勉強会のスケジュールや記事更新のおしらせだけでなく、特別セミナーや新築現場見学会の先行予約を限定で配信!お見逃しなく
おすすめ勉強会
この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。

.png)





