お役立ち情報
大切な資産を「守る」「つなぐ」「増やす」ために
役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介

近年では、ただ不動産を保有し続けるだけでは、資産を守りきれない時代になっています。不動産の価値は、その物件がどれだけの収益を生み出せるか──つまり【収益力】によって決まります。
そのため、将来を見据えて収益性の高い優良資産への組み替えや再利用のための投資を行い、資産を増やしながら次世代へ承継していくことが重要です。
たとえば、不人気エリアの物件を売却して人気エリアの物件を購入したり、地方の物件を売却して都心の物件へ組み換えるケースがあります。今回はその中でも、修繕費用が多くかかる物件を売却し、土地面積は小さくなるものの、メンテナンスの行き届いた人気エリア物件に組み換えた事例をもとに考えていきます。
修繕費のかかる物件の売却を検討
もともとオーナー様がお持ちだった物件Aは、築30年のRC造(鉄筋コンクリート造)・総戸数24戸のマンションでした。全室2DKの間取りで、これまで大きな設備投資を行ってこなかったため、家賃を安く設定して入居を促進していました。
しかし、次第に空室が増え、建物の老朽化も進行。修繕や改修に【多額の費用が必要】な状況となっていました。リノベーションを実施すれば家賃を上げられる見込みはありましたが、手元資金が足りず実行が難しいという課題も抱えている状況でした。
そこでオーナー様は、収益性の高い物件への買い替えを検討し、このマンションを7,200万円で売却することにしました。
安定収入を生む人気エリア物件への買い替え
オーナー様は、物件Aを売却した資金をもとに、物件Bを7,500万円で購入されました。土地面積は小さくなったものの、物件Bは人気エリアに建っており、メンテナンスの行き届いた築20年・総戸数10戸のマンションでした。
この買い替えの結果、以前のマンションのように修繕費用をかける必要がなくなり、安定した収入を生み出す物件へと買い替えることができました。
資産承継の第一歩は状況確認と棚卸し

所有物件のなかで、資産の状況確認と将来に向けた棚卸しを行うことは、優良な資産承継のポイントと言えます。
オーナー様は、所有不動産の現在と将来の価値は、収支面(所得税対策・キャッシュフロー対策)と評価面(相続税対策)の両方をもとに推測することができます。
その推測結果に基づき、最適な資産状態を形成していきますが、数値化できない不動産の背景──価値に関わらず【残しておく必要のある資産】──も考慮し、適切な対策を決定するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。所有物件の現状を正しく把握し、将来を見据えた資産の棚卸しを行うことは、優良な資産承継への第一歩です。今回ご紹介したように、修繕費がかかる物件を売却し、収益性の高い物件へ組み換えることで、安定した収入を確保しつつ、次世代への承継をスムーズに進めることが可能です。
「自分の資産は今どの状態なのか」「どのように組み換えれば収益性を高められるのか」――そんな疑問をお持ちのオーナー様は、ぜひミノラス不動産までご相談ください。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
私たちは次世代へ大切な資産を「守る」×「つなぐ」×「増やす」ために、お客様の不動産継承計画を共に実現させる不動産サポート企業です。


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