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駐車場レイアウトの工夫
今回は、月極駐車場として、目いっぱい敷地を活用している方からのご相談の事例をご紹介します。
右の図で「空」となっている箇所は、縦列駐車として2台置きを前提に貸し出しをしていましたが、なかなか借りられる方がみつかりませんでした。このような縦列駐車の場合、ターゲットとしては近隣の法人さんや、自家用車を2台持っていて入れ替えをご自身で行える方に限られますが、車離れが進む中で2台所有している方の層は都内では極端に少ないのが現状です。
そこで、今回は3つのレイアウト変更を検討しました。
一括貸し
ご利用者様に利用場所を移動していただき、空いている4車室を一か所にまとめ、大きな一括貸しとして、運営方法を変更する案です。
1台当たりの賃料は下がりますが、一括貸しとして7~9万円で貸し出しが可能です。
平置きバイク10室
一括貸しと同様に、ご利用者様に利用場所を移動していただき、空いている4車室を一か所にまとめ、平置きバイクスペースとして活用する案です。
1台当たり5,000円~7,000円で貸し出しが可能です。
平置きバイクとバイクコンテナ
たて列の一部を解消し、バイクコンテナの設置と、現在の縦列駐車部分を平置きバイクスペースとして活用する案です。
バイクコンテナ1基1万円、平置きバイクスペースが1台当たり5,000円~7,000円です。
この事例では、上記3つのレイアウト変更のご提案から、一括貸しを選んでいただきました。
「一括貸し」という方法は、借り手のターゲットとしては近隣法人企業に絞られてしまいますが、法人企業様の中には、現在別々の場所に駐車場を借りていて、まとめられるならまとめたいという潜在的なニーズがあります。そのような借り手のニーズとオーナー様の収益改善ニーズをつなげることもできます。駐車場の貸し方でうまくスペースを活用できていないオーナー様は、駐車場のレイアウトを見直してみることもオススメします。「ご自分では不安」という方は、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
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この記事の執筆者紹介
ミノラス不動産
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