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2022.06.06

修繕 注目!外壁 施工編

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 前回の「修繕 注目!外壁 確認編」から「外壁」に注目した大規模修繕についてお伝えしています。

 今回は施工編として、前回の確認に基づいて、各外壁の種類ごとに実際の施工方法を解説します。外壁の修繕では、①洗浄 ②補修 ③塗装の順に作業を進めていきます。今回は、①洗浄②補修について取り上げます。前回の確認編・次回の仕上げ編とあわせてご覧いただければ幸いです。

① 外壁の洗浄

 洗浄方法は外壁の素材によって異なります。外壁がサイディングや塗装の場合は、水洗いでの洗浄が一般的です。一方、外壁がタイルの場合、先月号で取り上げたアルカリ性の「エフロ現象」がよく見られます。これを落すため、酢酸などの酸性の薬品を用い、水洗いをして洗浄します。タイルの表面はセラミックなので、薬品によってタイルが傷むことはありません。

外壁を水洗いする様子
エフロ現象の洗浄

② 補修

〇 サイディング・塗装の場合 ~シーリングの打ち換え~

 窓周りや外壁の継ぎ目部分にはシーリング材を注入することで、気密性や防水性を高める「コーキング」が施されています。コーキングは、窓や換気扇の周りなど、外壁面と接続する部分に施工されています。

 まず、古くなったシリコン材をすべて除去します。カッター等を用いてすべて手作業で行います。除去がきちんとできていないと、古いシリコンと新しいシリコンが接着できないため大切な作業です。次に、新しいシリコン材を注入し、さらにならしていきます。

シーリング材 打ち換えの手順

※ブリード現象

 サイディングや塗装の場合やALCパネルが外壁に使われている場合に見られます。シーリング材には柔軟性を持たせるために「可塑剤」が混ぜ込まれます。経年によって粘性のある可塑剤が塗膜表面に染み出て、ほこりなどが付着、黒ずみとなる現象をブリード現象といいます。シーリング材と上塗り塗装で使われる塗料との相性にも左右されます。こういった場合も、先に説明したサイディングと同様に、シーリング材を除去、注入します。

ブリード現象

〇 タイルの場合

 外壁がタイルの場合、施工方法は主に「湿式工法」と「乾式工法」の2つに分かれます。

湿式工法の様子

 湿式工法は、セメントと砂を水で練ったモルタル等を使い、タイルを下地に張り付けていく工法です。湿式工法の場合、目地と呼ばれるタイルとタイルの隙間の部分にヒビが確認されることがあります。ヒビを放置していると、タイルが落下する可能性もあるため、発見次第、目地材の注入が必要です。また、モルタルの強度が低かったり、目地のヒビから浸水していたりすると、タイル自体が浮いていることもあります。タイルの浮きについては専用の器具を使い、確認・診断をおこないます。浮きが判明した場合には、接着剤やシリコン材の注入、必要であればタイル自体の部分的な貼り替えも行います。

浮いたタイルの補修手順

 一方、乾式工法は、接着剤を用いて、下地に外壁タイルを貼り付けて行く工法です。近年、接着剤の技術革新が進み、非常に丈夫で耐震性も格段に上がっています。

 職人さんによって技術に差が出にくい工法ですが、完全に問題が起こらない訳ではありません。接着が甘かったり、天災・人災によって外部から負荷がかかったりすることで、隙間や歪みが生じたり、タイルが剥がれたりすることもあります。その場合は、接着剤・補修材を使用して、再度固定する必要があります。

乾式工法の様子

まとめ

 いかがでしたでしょうか。前回の確認編でお伝えした外壁の種類によって、起こりうる状況・必要な施工方法が違います。当然、コスト面にも関わることです。次回では、仕上げとして行う塗装についてお伝えします。実は、外壁がサイディングやタイルであっても塗装は行われます。また、次回では、コスト面についても記載予定です。

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