お役立ち情報

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役立つ不動産の市況や経営の情報をご紹介

　1～3月は1年の中でも就職・転職・進学や同棲のスタートなど春に向けてお部屋探しが最も活発になる時期です。競合する住宅が増えるほど、以前から建っていた賃貸住宅は築古となり、新築と比べて見劣りしてしまいます。そこで、オーナー様はこの時期を捉え、お部屋探しの入居者様に所有物件をアピールする準備をしておく必要があります。

賃料や諸条件が適正相場か​

　幾ら繁忙期といっても、相場とかけ離れた賃料設定では希少価値の高い新築やデザイナーズ物件でなければ成約に至りません。入居者はインターネット広告などで数十件の類似物件と比較をしてお部屋を決めます。まずは所有の空室物件が適正な相場賃料なのか、礼金・敷金などが最近の市況に合っているのか（前ページ『お部屋探しのお客様動向』も参考にして下さい）を分析する必要があります。ミノラス不動産では、各担当者が適正賃料を査定しご提案させて頂きますが、AIを使った客観的な視点での査定賃料の算出も可能です。

インターネットにキチンと広告されているか​

　賃貸物件の広告は、インターネット上の情報サイトでの閲覧と検索が一般的になりました。インターネット上に正しい情報が開示されているか、アピールポイントが掲載されているか、不動産会社や担当者任せにせずチェックするようにしましょう。特に、その土地の魅力や物件への想いなど、オーナー様の想いを募集広告に反映させることも大切です。一般媒介契約で「取り合えず」募集をしているオーナー様は要注意。優良サイトに掲載していない場合や、知らないうちに依頼していない会社が募集をしている可能性や、誤った情報を掲示している場合がありますので、定期的なチェックと担当者に状況確認をする事が大切です。募集している不動産会社と協力をして、物件の魅力を上手くアピールしましょう。​

学生・新社会人など単身向けに喜ばれるキーワード​

　単身向けの物件はライバルが多く、多数のライバルの中から選んで貰う必要があります。​

また、多くの学生や新社会人の保護者は、わが子の新生活スタートに幾らかかるのか心配をしているケースが多いです。礼金や敷金を減額し、敷金の代わりにクリーニング代を初期費用で受領する事で負担を減らしたり、3月末に引っ越しを検討している場合は、フリーレントをつけて無駄に払う賃料をセーブしてあげるなど、経費を掛けたり設備導入をしなくても喜んで頂ける取り組みが存在します。また、家具家電を購入・設置し、モデルルームにする事で、ネット掲載や内見時の見栄えを良くし、設置されている家具家電はそのままプレゼントするなど、効果的な経費の使い方もあります。​

　保護者は大切な我が子のセキュリティ面も気にしていますので、TVモニターフォンを設置したり、ニーズに合わせてネット無料の導入検討、管理や整備の行き届いた共用部、居室内の設備交換・新規設備導入やデザインクロス導入による差別化を図るなど、価値を高める事で選ばれる物件を目指しましょう。

まとめ

　この時期を兆すと、物件によっては1年後まで空室が埋まりにくい事実になってしまうことも。。。春には満室に出来るように、今から準備していきましょう。

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