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　この記事を書いている現在、政府が３月から入国制限を緩和する方針であると報道されています。入国数の上限を5,000人に、入国手続きも簡素化する予定のようです。コロナ禍の中、在留資格の事前認定を受けながらも、来日できていない外国人が１月４日時点で約４０万人もいることが分かっています。今の内から、外国籍の方の受け入れ体制を整えておくことで空室対策にも繋がります。

　今回はミノラスで導入しているサポートを例に、外国籍の方の受け入れ体制についてまとめます。

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言葉の壁

　また、外国籍の方にご入居いただく際には、GTN（グローバル トラスト ネットワークス）という会社の保証に加入していただいています。GTNでは全19か国語でのサポートが可能で、外国籍の方に困り事があった場合にも、GTNから弊社にその内容が連絡されます。

入居前の対応

　お申込みをいただき、審査の段階では勤務先や母国の親元への確認などを行い、身元のしっかりとした方にご入居していただくようにしています。また、先述したＧＴＮでは家賃保証もしてくれるため、「外国人は保証人を見つけることができないのでは…」「滞納したら払ってくれるか不安…」というオーナー様にもご安心いただけます。

入居後の対応

　現在、外国籍の方がご入居いただいている弊社の管理物件はシェアハウスが多くを占めています。ここからは、多くの外国籍の方にご利用いただいているシェアハウスを中心に導入している内容をお伝えします。

　外国籍の方が入居した後に懸念されるのが、ルールやマナー（生活音、ゴミの分別等）です。食文化の違いによる油や香辛料の大量使用や、ベランダでの自家栽培・家畜飼育などによりお部屋が汚されてしまうことも想定されます。こういったことを防ぐために、敷金や原状回復といった日本の賃貸の仕組み、入居後のルールやマナーの説明を入居前に行っています。説明の方法として、多言語で作成した入居ブック、動画を用いています。また、定期的な訪問や電話でのヒアリング、退去時の立会確認を弊社の外国人スタッフが行うことで、トラブルを防ぐこともできます。

まとめ

　外国籍の方がご入居するにあたって、どのような部分が課題となるのか、どういった対応ができるのかを知っておくと、コロナ明けに、空室対策としてライバル物件より先手を打つことができます。外国籍の方の受け入れをご検討いただければ幸いです。

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