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空室期間を短く!リーシング活動の工夫
前回は、賃料を下げる前に試していただきたい取り組みをご紹介しました。世間では一般的になりつつある空室対策方法でしたが、今回は、実際にミノラスで取り入れているリーシング活動を中心に、最新の流行を取り入れた事例などをご紹介します。空室対策の参考にしていただければ幸いです。
▶前回の記事はコチラ「家賃減額前に取り組める空室対策」
チョイスプランの導入
通常、1つのお部屋に対して賃料は1つしか設定されていません。携帯電話や生命保険にあるような、顧客に合わせたいくつかのプランの選択肢は、賃貸業界にはありませんでした。
しかし、その概念を変え、1つのお部屋に対して「礼金1ヶ月」と「礼金0ヶ月」のように、複数の賃料・礼金のパターンをプランとして提案するのがチョイスプランです。
複数のプランがあることで、「この部屋にするか否か」から「どのプランにしようか」という心理状態に変わったり、「初期費用を取るか、毎月の家賃を取るか」を選べたりと、お客様に寄り添った対策となっています。また、インターネットの広告上には1つのお部屋に対して2つの情報が開示されるので、顧客の目にも止まりやすくなるメリットもあります。
家具家電レンタルプラン
都内の大学卒業後は田舎にUターンする予定の学生や、期間限定の単身赴任の方をターゲットと考えて導入しているプランです。こういったお客様は、家具家電をレンタルすることで、購入や処分の費用と手間を抑える事ができる場合があります。また、家具家電を購入しても使用期間が数年と短い方が多く、退室時にその処分に頭を悩ませいるケースもあります。
家具家電レンタルプランでは、ご入居時に家具・家電が完備され、即生活ができるような状態で入居開始が出来るサービスです。入居中の故障や交換など、トラブルの対応はすべてミノラス不動産が承っています。中古の家具家電を使用していますので、毎月の費用も抑えてご利用いただけるシステムです。
家具家電レンタルプランについても、上記で登場したチョイスプランと同様、賃料や礼金などを変動させて提示します。
▶関連記事はコチラ「ホームステージングと家具家電付き賃貸」
24時間365日の内見予約対応
今までの賃貸業界でのやり取りは、電話やFAXなど、昔ながらの連絡方法が一般的でした。しかし、現在では、内見用の鍵を現地に設置すること・仲介業者さんからのお問い合わせをオートメーション化することで、営業時間外や定休日でも空室の確認や内見の予約を取れるようにして、機会損失を減らす取り組みが普及しつつあります。
360度カメラ・テレビ電話内見
居室内の写真を360度カメラを使って撮影し、ネット上にVRとして公開するものです。ネット上でも、まるで内見のようにお部屋の様子を見ることができます。
また、家具家電も合成できるため、ホームステージングのように、実際の生活をイメージしやすく見せることも可能です。
さらに、遠方に住んでいる等の理由で、現地に来ることができないお客様へはテレビ電話を活用して、現地案内も実施しています。
▶関連記事はコチラ「360°カメラで募集写真!ネットで内覧」
人気設備「室内物干しユニット」紹介
天井に物干し竿を通せる輪っか付きの金具を設置します。導入することで、室内干しが可能になったり、収納不足を解消できたりします。そのため、ご入居者様の満足度アップに繋げることが期待できる設備です。是非、導入をご検討下さい!
(税抜き13,000円~/1セット)※取付け代金込。斜面、コンクリート面は別途追加費用。
▶関連記事はコチラ「速報!2021年人気設備ランキング」
まとめ
今回お伝えした内容は、世間一般にも徐々に普及してきましたが、まだまだ導入している会社が少ない取り組みです。お部屋を選んでもらうためには、お客様の常識(特に若い人)に合わせて、家主・管理会社も進化していく必要があります。
前回と今回で、募集面の情報をお届けしました。次回は現場で人気の『設備』をご紹介予定です。
▶オススメ関連記事「反響数や案内数を伸ばす・見せるコツ」
「リーシングを考える」
「仲介会社が「紹介しやすいお部屋」とは」
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